● 「人工草笛葉っぱ」の吹き方
「人工草笛葉っぱ」の吹き方をご紹介する。
1、両手の「親指と人差し指、中指」で挟んで持つ。「人工葉っぱ」に反りがあれ
ば、反っている内側(凹面側)の方を口に当てる。
当てる位置は、「人工草笛葉っぱ」の上端と中央スリット部の中間。
2、「葉っぱ」の左右両側を軽く引っ張ってやると、この部分が盛り上がってくる。
3、この盛り上がった部分を上下唇の谷間の穴に当てて、「葉っぱ」の上端部を
意識しながら、軽く息を吹くと、「ピー」と鳴る。
4、左手で「葉っぱ」を唇に密着させ、右手で「葉っぱ」と唇の角度をコントロール
しながら吹く。 低音域から高音域までスムーズに対応でき、結構大きな音量
が出る。
実は、この「人工草笛」は、「カシ」や「ゲッケイジュ」のまん丸葉っぱよりも、もっと簡単に、少しの息で音が出る。操作性も良くて、音域も広く、楽器としてのクオリティは高い。
ただ、音色的には、どうしても「カシ」や「ゲッケイジュ」の葉っぱには敵わない。
、
私が所有の「草笛」に関する資料のご紹介。
紹介の、
「草笛」に関する書籍類3冊のうち、
「草笛音楽療法」 と 「【草笛】野の楽器をたのしむ」 の2冊は、「草笛」と出会い、楽しむきっかけを与えてくれた、「草笛音楽への誘い」の書。
その他の草笛資料は、高知の牧野植物園で開催された、「高知草笛愛好会」の「草笛教室」でいただいたもの。
「草笛教室」の様子は、「草笛癒しタイム」のページででご紹介している。
資料を提供して下さった、「高知草笛愛好会」の門脇会長はじめメンバーの皆様に、感謝したい。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
「【草笛】野の楽器をたのしむ」 佐藤邦昭・佐藤英文 著
築地書館
草笛資料
「高知草笛愛好会」からいただいた資料
◆ (1).「草笛」に関する書籍類
「草笛音楽療法」 豊沢豊雄 著 健友館
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
◆ (2).その他の「草笛」資料
「草笛を楽しむ」 佐藤邦昭・佐藤英文 著
創和出版
「高知草笛愛好会」からいただいた井上さんの作品。
モデルは井上さん自身で、
使用している葉っぱは、「ポトス」の葉っぱである。
この「ポトス」の葉っぱは、バイオリンのような響きの、
とってもいい音色がする。
両手で持っての演奏でも、片手での演奏でも、
どちらにも使用出来る。
井上さんは、両手で持って演奏されるが、非常に正確な音程で、
音楽性の高い、ウルトラ級の演奏を聞かせてくれる。
この「草笛音楽療法」の書籍には付録として
(人工草笛)・・・(薄いプラスチックシート製)が3個付いていた。
右の写真の上側の3枚。
シートは柔らかく、両手で持って演奏する。
右の写真の下側のもの3枚は、私が習い始めの頃に、作ったもの。
上下をカットして、スリムにし、中央部にスリットを入れている。
音の響きや、操作性が良くなっている。
参考資料