草笛の練習(1) 《 音の出し方 》
@ 「葉っぱ」の準備。
500円玉の大きさに丸くカットした、カシやゲッケイジュ等の葉っぱを準備する。
本物の「葉っぱ」が無い場合は、ビニール製のもので代用する。
プラスチックシート製の、薄くて弾力性のある、食品包装用のものとか、少し厚めのビニール製の袋やシート等を、500円玉の大きさにカットして試してみる。
良い音色のものが期待出来るかも。
★ 【練習用「ビニール製葉っぱ」】
少し厚めのビニール袋をカットして使用。
いい音がする。
● 【音だしのコツ】 ●
口は、すぼめた感じで、引き締めて、葉っぱの縁側の、微妙に狭い部分を使う。
腹に溜めた長い息を使う。吹き始めは、ろうそくの火を「ぷっー」と消すような感じで
息を出せば、音が出易い。
指は人差し指と中指を使い、押える位置は、葉っぱの思ったよりも端に近いところ。
A 「葉っぱの押え方」
「葉っぱ」の上端が、上くちびるの真中位になるように、「葉っぱ」の中央部を人差し指と中指で、下くちびるに軽く押し付ける。
すると、
「葉っぱ」の上端と中央部の間が撓んで、
口の中にわずかに食い込む。
そこで、「葉っぱ」の上縁部が上くちびる下部の柔らかく湿った部分に接触するように、
上くちびるを少し上に動かす。
口全体を引き締めながら、口の形を
ピーナツ1個分入るぐらいの穴にして、
この穴を「葉っぱ」の弁で息漏れのないように
密着させて塞ぐ格好にする。
B 音だしの一歩
この格好で、「葉っぱ」の上縁を強く意識して、
接触している上くちびる下部の柔らかい部分との隙間から、
「厚さ1mm幅10mmの空気」が、
「プッー」と吹き出されるイメージで、
少し強めに息を吹いてみると、
「ぴー」と大きな音が鳴る。!
音が出れば50%は完成だ。
鏡を見ながら、「葉っぱ」を押さえている指の
位置や強さを色々と変えてみて、音の出る
ポイントを見つける。
あせらずに、「何度もチャレンジ」が大切。
● 【千の風になって】
秋川雅史さんの【千の風になって】の曲を、車の中で流して良く一緒に歌う。
この曲は少しキーが高い。が、「草笛」で吹くにはちょうど良く、楽しく吹奏できる。
秋川雅史さんは、新居浜の隣町:西条 の出身で、地元の誇りだ。