複音ハーモニカ   




草笛音楽の楽しみ   リンク     指笛     ケーナ

     コンサート演奏ページへ→ 「娘よ」演奏 《「森へ行きましょう」演奏》

                      《麦畑》演奏  長良川艶歌独奏



39.● 「愛媛県ハーモニカ協会」&「四国ハーモニカ連盟」の総会

    2019年1月27日、午前中に「愛媛県ハーモニカ協会」、午後から
    「四国ハーモニカ連盟」の総会が、西条市三芳の「東予北地域交流センター」
    にて行われた。
     総会の後は、恒例の、飛び入り参加形式のミニコンサートも開催され、
    疲れたけれど楽しい1日を過ごした。ミニコンサートでは、自分で編曲した
    「『天国と地獄』序曲」を吹かせて貰った。

     

     





     































38.● 「宇佐美 進」先生「大師範」昇格祝賀会

    2018年10月28日、「宇佐美 進」先生「大師範」昇格祝賀会が、
    西条市壬生川の「ホテルユニバース」にて行われた。







     





     

     







     

     

     



     

     



     

     

     

     

     

     













37.● 新居浜地区新春親睦ハーモニカコンサート

    2018年3月30日、新居浜地区だけの新春親睦ハーモニカコンサートが、
    市内の結婚式場「ユアーズ」にて行われた。































36.● 平成30年愛媛県ハーモニカ協会総会

    2018年2月日4日、愛媛県ハーモニカ協会総会が、西条市三芳の
    東予北地域交流センター(莖田先生宅のすぐ近く)にて行われた。



























35.● ハーモニカ譜(第10): 独奏津軽海峡冬景色  

    2017年の大晦日、NHKの紅白歌合戦の「トリ」は、石川さゆりの
    「津軽海峡冬景色」だった。

    ・・・この曲は、40年前の1977年に世に出た、石川さゆりの代表曲だ。・・・

今回良い機会なので、複音ハーモニカの独奏譜を作って、吹いてみることにした。

You Tubeの石川さゆりの歌を、聴きながら、ハーモニカで一緒に吹き、適当に伴奏も付けながら、エクセルの画面上に、数字譜を少しずつ打ち込んでいった。

  ・・・が、メロディーを譜面に書き取る作業で、・・・ 9行目:すなわち2ページ目の一番上の段の、《 つがる〜、かいきょう〜、 (トン) ふゆ〜〜げ〜〜しき〜〜〜 間奏 》 の部分・・・が、中々うまくいかなかった。

ちゃんと聞き取ったつもりでも、譜面に書き写すと、4拍子なのに、1小節が4拍になってなかったり、伸ばす長さが歌と合ってなかったりして、何回もの聴き取り直しが必要だった。

  ・・・やっとのことで、つじつまが合い、下記のハーモニカ譜になった。・・・

   







34.● 愛媛県ハーモニカ協会                 
          合同ハーモニカコンサート出演

2017年11月19日(日)12時30分より西条市の丹原文化会館大ホールにて、愛媛県ハーモニカ協会 愛媛県合同ハーモニカコンサートが開催された。

     コンサートが開催された「丹原文化会館」 

この「丹原文化会館」は、2年前、私が複音ハーモニカを習い始めて6か月目、初めてのコンサートで、森本恵夫:編曲の「娘よ」を独奏させて頂いた場所である。

2年経って、今回再びこの場所で、独奏させて頂く機会が訪れた。
独奏曲は、男女デュエット「オヨネーズ」の歌っている曲で、自分で編曲した「麦畑」だ。
(「麦畑」編曲の詳細は、(●編曲に挑戦(第4弾):独奏麦畑) を参照。)

コンサート前日の11月18日(土)の午後から舞台の設営、音響機器の設置を開始し、その後、西条、今治地区のリハーサルが行われた。リハーサルの主目的は、演奏者の練習と言うよりも、音響チューナーで調整した各個人の設定を機械に覚えこませることにある。

我々新居浜地区のリハーサルは、次の日、コンサート当日の午前中に予定されていたが、私の独奏リハーサルは、前日のこの日、西条地区が早目に終ったので、行うことになった。

リハーサルの「麦畑」を吹き終え、舞台の袖に引き上げるとき、客席中央部で音響チューナーの設定をされていた宇佐美先生から、「うまい、うまい!」 と言って頂き嬉しくなった。

舞台の袖に戻った時、茎田先生がやって来て、「さっきの曲、ちょっと長すぎるんじゃないの?」と言われた。この曲、ゆっくり吹けば、演奏時間4分を超えてしまうので、気になっていたが、速く吹けば、4分ギリギリ可能なので、申請は3分55秒で提出していた。

「もう少し短く出来なかったの?・・・あまりに長すぎると、お客さんに飽きられてしまうし、宇佐美先生にも長すぎると言われると思うよ。!」と。 先生に言われてから、だんだん気になってきた。

「今晩、家に帰ってから、短くしてみます。・・・」 と言ってから、丹原文化会館を後にした。

自宅までは、車で約1時間掛かる。・・・運転しながらも、ますます気になって仕方が無かった。 『どの部分をカットしようか? ・・・危ないよ!運転に集中しないと。・・・』。
家に着くまでは、考えないことにしたが、やはり、気になってしょうがなかった。

帰宅して、風呂に入り、食事をしてから、編曲の手直しに取り掛かった。

曲の構成:《 前奏⇒歌の部分1番⇒間奏⇒歌の部分2番⇒後奏 》の内、繰り返しの【歌の部分2番】の前半分をカットしてみた。・・・・・『ウーン、カット部分はこんなところかな!』・・・これで何回か吹いてみた。・・・曲の流れは悪くない、演奏時間も3分25秒と適切だ。

・・・これで行くことにした。

当日の朝、自宅で3回程練習を繰り返し、会場の駐車場に着いてからも、車の中で、もう一回吹いてみた。 『よし!今日はこれで行こう!』 と納得、決意して、舞台係りの準備の為に舞台の袖に向かった。

舞台の袖で、係の人達と打ち合わせを始めた時に、茎田先生が慌ててやって来て、
「昨日、短くした方が良いと言ったが、この「麦畑」は元の長さのままで吹いて!、
宇佐美先生に伺ったら、あのままで良いとのこと。心配させたけど、元に戻して!」と言われた。

「えー!、・・・ 分かりました。」と、 再度気持ちを切り替えて、
元の長さに戻して、本番の「麦畑」独奏をすることになった。

演奏は、落ち着いて気持ち良く吹けた。
終わった後、たくさんの拍手も頂き、幸福感を味わった。

6人の独奏者の演奏が全て終わり、次のアンサンブルの準備のため、一旦、緞帳が降ろされ、我々も作業を開始した。

舞台上のマイクスタンドや譜面台の入れ替え作業をしていると、私に、来客が舞台の袖に来ているとのこと。

行ってみると、なんとまあ、とっても綺麗な女性が二人、花束を持って待っていた。一人はロングヘアーで女優さんみたい。一瞬、誰か分からなず、突然妄想が湧いた。
・・・『私の演奏に感激したハーモニカフアンの女性かな??!』・・・と。

「岡部さーん、こんにちは!」 と言って、メッセージの入った花束を手渡してくれた。

 メッセージ1: 【岡部さ〜ん!! ・・・・・ 一番音がきれいでした。!!
           ハーモニカの世界がこんなに素敵なものだと知りませんでした。!
           いつも車の中で練習している姿と、ハーモニカの話をして下さる時の
           キラキラの瞳。!・・・ これからも頑張って下さい。】

 メッセージ2: 【岡部さん、 とても素敵な演奏でした。!!!
           カッコ良かったですー。
           ハーモニカすごいなと思いました。】

この女性達、実は私が3ヶ月ごとに、検診に通っている歯科医院の受付と看護師の女性でした。普段は制服でお仕事をされているので、私服でヘアースタイルも変わると、全然気が付かなかった。わざわざ新居浜から丹原まで私の演奏を聴きに来てくれたとのこと。

本当に嬉しかった。

    

   頂いた花束はとっても綺麗で、女房に瓶に生けて貰い、                     食卓テーブルに置いた。

   写真に撮って携帯の待ち受け画面にもした。
   この花束の花は、蕾が次々と咲き、1ヵ月も咲き続けた。









33.● ハーモニカ譜(第9弾): 独奏Menuet(アルルの女) 

 ケーナのページに移動すると、聞こえてくる私の下手なケーナ演奏 : !!!・・・・・

ビゼー作曲の「メヌエット(アルルの女)」・・・『 この曲、ハーモニカで吹いてみたら、
どんな感じになるかな? 』・・・だんだんと気になってきた。・・・

久々に、フルート用の楽譜を引張り出してきて、みてみると、面白そうだが、結構半音も多く、テンポも速い。複音ハーモニカなら(C調+C#調)だが、クロマチックハーモニカでないと、私には無理だな、と思い直した。

そこで、C調の複音ハーモニカと同じ配列のクロマチックハーモニカ:【 トンボの ユニカ No.1244 】で吹けるようにと、ハーモニカ譜に直してみた。

このクロマチックハーモニカなら一応、ベースや分散和音等にも対応出来るな。


 


 ・・・・・吹いてみた。・・・・・ わー! 以外にも、難しい。

クロマチックなので、吹き吸いの力も多めに必要か?。
スムーズに吹けるようになるには、相当の練習が必要だ。・・・と思った。








                                         

32.● 日本ハーモニカ芸術協会【楽典基礎講座】受講!   テキスト 

毎年東京で開かれている、日本ハーモニカ芸術協会の【楽典基礎講座】が、四国ハーモニカ連盟会長の宇佐美先生のご尽力により、四国でも初めて、2017年7月13、14日に、西条市のホテルユニバースにて、泊まり込み1泊2日で開催された。





私も受講生として参加させて頂いた。

四国ハーモニカ連盟の事務局より、当日のカメラ係も依頼されたので、自信もないのに引き受けてしまった。

講師は、日本ハーモニカ芸術協会師範の「黒田 彩」先生で、同じく師範の「越田局長」を
同伴して、来られた。 女性の先生だったので、嬉しくなった。

受講生は、四国ハーモニカ連盟会員の方々で、40人の定員が、53人にも増えたので、
ホテルユニバースを貸し切っての開催になったとのこと。
受講生53人の内、30人が、既に日本ハーモニカ芸術協会の会員だったとのことで、
驚いてしまった。

今回の費用は、約20,000円(受講料、宿泊費、懇親会費、昼食代等)だった。

講座で使用するテキストは、「音楽通論」(教育芸術社)とのことで、事前に購入して、各自で予習しておくよう、言われていたので、一応は目を通していた。

     

     

     

     

講義会場に入り、席に着いたら、机の上に「楽典問題実践プリント」と書かれたA4の大きさの書類が置かれていた

講義の始まる前だったが、妙に気になって、中に書かれている@の問題を読んでみた。
 『ああ!、これは、算数の問題だ。』 と思ったら、直ぐ、解法が分かってしまった。

( :@の問題:下記プリント参照 )
【下記の数字譜を、4小節になるよう縦線(小節線)と拍子の分子を記入しなさい。】

  《解法》 @の中には、設問が2つあるので、A、と、B、にすると、
  1. 「全体は、4分音符で、何拍か?」と数えると、・・・A:12拍 、B:16拍 で、
  2. 「全体は4小節ゆえ、1小節は?」と、4で割ると、・・・A:3拍: 、B:4拍 となり、
  3. 「何拍子か?」と言えば、・・・A: 4分の3拍子 、B: 4分の4拍子 となる。
  4. 以上!、小節の区切り線も、簡単に直ぐに引けたでしょ。


       


「黒田 彩」先生の講義は、13日は、午後の13時から17時まで、翌日14日は、午前9時から午後の17時まで、みっちりと行われた。

「音の長さ」、から始まり、順に、⇒「音の高さ」、⇒「記号」、⇒「音程」、⇒「音階」、⇒「和音」、の順に進んだ。そして、特に重要な部分は、念入りに教えて下さった。

2日間の講義とも、眠くなる事も無く、面白く、私に取っても大変有意義なものになった。
受講して良かったと、思った。

     

  中で、何故か、8分の6拍子の説明のところが、妙に心に残っている。

   【8分の6拍子の代表曲は、「みかんの花咲く丘」、「浜辺の歌」、「宵待ち草」で、
   遅い曲は、・・・「きよしこの夜」・・・とのこと。

   2/4拍子の1小節2拍を、それぞれ3分割して、8分音符の3連音くくり2つにし、
   3連音くくりの符号を取り除いて、(8分音符:6個)にしたものが、6/8拍子となる。
   中の6拍の数え方は、・・・【 花子、花子 】と、3個づつ大きく2拍で数える。】・・・

   ・・・『「ハナコ、ハナコ 」と呼ぶのか、面白い!ね。』


 初日の講義は夕方の5時頃に終わり、6時頃からお楽しみの懇親会が始まった。

     

     

     

     

     

     

     

     



     

 宴もたけなわ!、ハーモニカ以外にも、色々な余興が飛び出したりして、
 皆さん、愉快に楽しまれていた。

     



     

 最後に、日本ハーモニカ芸術協会の先生方が、それぞれ、2曲づつ演奏して下さった。

  黒田彩先生は、「河は呼んでいる」と、「カッコーワルツ」。
  越田局長は、「浜辺の歌」と、「お江戸の子守歌」を、吹いて下さった。

     

     

     

  皆さん、うっとりと、酔いしれていた。・・・『楽しい時間を有難うございました。』・・・









31.●  編曲に挑戦(第8弾): 独奏炭 坑 節     


 『18.● 介護施設:「はぴねすケアセンター」で慰問演奏』 のページにて、

昨年12月3日の介護施設訪問で、独奏:「お祭りマンボ」を演奏させて頂いたが、
この時、慰問プログラムの最後に、出演者:総勢14人で、「炭坑節」を踊った。

私は、踊りを知らなかったので、踊りと言っても、銭太鼓のお姉さま方の動きを、見よう見まねで、楽しく踊りの輪に加わっただけ。
先日、You Tubeを見ていたら、たまたま「炭坑節」の踊りを教えている動画に遭遇したので、これ幸いと踊りを覚えることにした。

私が見たのは、「啓子先生の炭坑節」と言う動画で、とっても分かり易すかった。

『チョチョンがチョン!、掘って掘って、また掘って!、担いで、担いで、後ずさりー!、押して、押して!、開いてー!、チョチョンがチョン!・・・この繰り返し。では、音に合わせて踊ってみましょう。』と、ここで「炭坑節」の曲がかかり、4拍音を聞いてから、チョチョンがチョン!でスタート。・・・わあー!面白い!。

『慰問の前に、この動画に出会っていたら良かったのになあ。・・・それはそうと、この曲は、調子が良いので、ハーモニカ譜をつくって吹いてみようかな。』 ・・・心が踊った。

まず、この曲を聴きながら、一緒にハーモニカで吹いて、メロディーラインを聴き取る。
動画の歌は、鈴木正夫さん?のようで、キーはA調だ。
メロディーラインの聴き取りが出来たら、後はエクセルでハーモニカ譜にするだけ。

『伴奏は、調子よくベースだけでまとめてみよう!。』 と言うことで、作譜開始した。


  《・・・・・ ◯△◯△ ??? ◯◯ こんなものかな!・・・フー! 》


         


   おお!!!・・・・・ 調子よくて、楽しそうな「ハーモニカ譜」が出来た。
   少し低い(G#、G、F、)ハーモニカで吹いても、良いかも!。


この「炭坑節」の動画を、何回も聴いているうち、伴奏で使っている三味線の音が、
だんだんと気になってきた。 『・・・いい音やなあ!・・・』

三味線で演奏している「炭坑節」の独奏動画をYouTubeで捜してみたら、
鈴木裕也さんアップの、津軽三味線演奏を見つけた。・・・見事な演奏だ。
・・・繰り返し聴いているうち、だんだんと、三味線の虜になってしまった。

    『良いな!、良いな!。 三味線、・・・弾いてみたいな!・・・・・』
    『三味線って、弦が3本あるけど、どんなになってるのかなあ?』

       ・・・・・ネットでいろいろと調べてみた。』

三味線の調子合わせには、3種類あり、1,2,3の糸を開放弦で高さ合わせする。
津軽三味線では、1の糸をCに合わせる。

  1.本調子(C、F、C):三味線の基本となる調子。
  2.二上り(C、G、C):2の糸を1音高くしたもので明るい感じの響き。
  3.三下り(C、F、A#):3の糸を1音低くしたもので哀調のあるマイナー的な響き。

取り合えず、本調子のもので、譜表一覧:棹のどの位置(つぼ=勘所)がどの高さかを示す一覧用を作ってみた。 そして、

炭坑節」の三味線独奏動画を何回も何回も見直し、左手の棹を押えている位置を良く見て、ハーモニカで音の高さも確認しながら、どの調子で演奏しているか見極めようとしてみた。たぶん本調子だろうとの前提で、「炭坑節」三味線用の自分流の楽譜も作ってみた。

・・・動画と比べてみたら、少し変?・・・手の押えている位置が合って無い!。
そこで、今度は、二上りのもので確認してみた。・・・どうだ?・・・是かもしれないな。
でも分らない。

 三味線も無いのに、頭の中だけでの検討で、考えたって、分かるものか!・・・。
『本物の三味線が無いと、話にならないなあ! 三味線、買おうかなあ。』

と言うことで、とうとう、安い練習用の津軽三味線を買ってしまった。
YouTubeの三味線入門の動画を見て、弾き方を少し勉強した。
『これで確認が出来るぞ』

 ・・・「炭坑節」の津軽三味線独奏の動画で弾いているのは、「二上り」の調子で、
    1音高い(D,A,D)の調律だと判明した。

三味線を弾いて確認しながら、「炭坑節」の自作文化譜の一部を修正した。
そして、更に、「花笠音頭」の三味線譜も作ってしまった。

・・・自分が弾き易いように直しながら。・・・ じゃじゃーーん! どうですか?。


  


 ネットで紹介されている三味線の文化譜のような形を取りながら、音の高さは数字譜   で表し、枠外に記して、自分で理解しながら弾けるものにした。

    『後は練習次第。』

  まずは、この2曲を暗譜で続けて弾けるまで、繰り返し稽古して、いつでも弾けるよう
  にしておきたいと思う。

  続いて作った自分流の三味線譜は、宮崎民謡の「いもがらぼくと」と鹿児島民謡の
  「鹿児島小原節」だ。両方とも前作と同じ「二上り」の調子とした。

  


 またまた、続いて作った民謡譜は、宮城県の「斉太郎節」と東京都の「東京音頭」だ。
 こちらの両者とも、「二上り」の調子とした。

  


  これで、全部で6曲の三味線用民謡譜が出来上がった。当分の間は、ハーモニカに
  並行して、練習するつもりだ。
  6曲を続けて楽譜無しで弾けるようになったら、民謡譜は一応完成とする。


  続いて作ったのは、以前にハーモニカ譜を作った「麦畑」だ。
  これも調子は、「二上り」で、音程は、三味線の演奏に最も適した高さを、
  何回か試行錯誤して決定した。

  


  出来上がったものを、何回も何回も、ある程度妥協できるまで、三味線を弾きながら
  直していった。

  やっとこさ?・・・良いものが出来たと思う。 ・・・『よし! 稽古も、がんばるぞ!』


その次に作った三味線用文化譜は、
  これも以前ハーモニカ譜を作った「「天国と地獄」序曲」だ。

  これも調子は、「二上り」で、音程は、三味線の演奏に最も適した高さを、
  何回も試行錯誤して決定した。

  









30.● 編曲に挑戦(第7弾): 独奏コンドルは飛んで行く  


2年前に、複音ハーモニカを始めてからは、ハーモニカ中心の生活になっている。
ハーモニカを始めるまでは、ケーナ中心の生活だった。

「アンデスの縦笛:ケーナ」で吹く「コンドルは飛んで行く」と言う曲は、アンデスの名曲としても良く知られており、私も大好きな曲だった。いろいろある楽譜の中でも、特に、【美しいケーナの調べ】と言う曲集中のものがお気に入りで、良く吹いていた。

この【美しいケーナの調べ】と言う曲集は、CDも付いており、ケーナの練習用に、長年愛用していたもの。

昨年、ハーモニカ仲間のNさんに、「ケーナを教えて欲しい」と言われて、手作りのケーナを進呈したが、その時に、CDと一緒にお貸ししたので、今は手元には無い。

先日、久々にケーナを吹いてみたら、妙に懐かしさがあって、とっても気持ち良かった。
この時思った。・・・『この曲を複音ハーモニカで吹いても、面白いんじゃないか?』と。
心が躍った。そこで、『ハーモニカ譜を作ろう。・・・さあ、編曲だ』と、言うことになった。

『最初はメロディーラインを決めなくちゃー。 ハーモニカの調子(キー)は何だ?』

メロディーラインは、ケーナで吹いていたものをベースに、ハーモニカ用にマイナーチェンジして、吹き易くする。また、ケーナ用をハーモニカ譜にするには、G(ト長調)⇒C(ハ長調)に変換する必要がある。

 すなわち、
  ケ  ー  ナ     : G ( ソ、ラ、シ、 ド、 レ、ミ、#ファ、ソ )   ⇒ 
  複音ハーモニカ : C  ( ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、 シ、  ド )   になる。

 ちなみにイントロの部分は、
  ケ  ー  ナ     :   ( ミ ー レ シ ラ ソ ラ シ ー )   ⇒ 
  複音ハーモニカ :   ( ラ ー ソ ミ レ ド レ ミ ー )   になる。


メロディーラインが決まれば、伴奏付けだが、これは素朴な感じの曲にしたいので、3度奏法とベースを基本にしたものにする。そして、複音ハーモニカの調子は、AmとC調の2本で吹けるようにする。

いろいろと、試行錯誤しながら、出来上がったものが、・・・下記のもの。


  

 なかなか良いものが出来たと思う。








29.●  ミノーレ演奏適曲・・・・・!!!       


1年半ほど前になろうか、SUZUKIの「ミノーレ」と言うミニハーモニカを面白がって、
アマゾンで買い、車のキーホルダーと一緒に持ち歩き、時々吹いては楽しんでいた。

このミノーレ、調子はC調、5穴10音、吹き吸いで(ドレ)(ミファ)(ソラ)(ドシ)(ミレ)と、
ドからオクターブ上のミまで鳴り、ミニチュアだが優れもので結構面白く、3穴奏法や
ハンドカバー等を使いながら、フォスターの曲「おおスザンナ」や「草競馬」などを吹いて、
楽しんでいた。

人に聞かせたら、みなさんビックリし、「私も欲しい」とおっしゃる人もあって、
今回アマゾンにて注文してあげた。

これをきっかけに、このミノーレで吹ける曲を検討してみた。

自分が持っている「野ばら社」の歌の本:「こどもの歌」、「日本の抒情歌」、
「みんなで歌う美しい歌」、「青年の歌」、「日本の民謡」なども見ながら、
吹ける曲を捜してみたら、100曲ほど見つかった。

この中から、好みの演奏適曲を選び出してみた。


1.おおスザンナ、 2.草競馬、 3.オールドブラックジョー、 
4.主人は冷たい土の下に、 5.スワニー河、 6.ユーモレスク、 
7.リパブリック讃歌、 8.家路、 9.青葉茂れる桜井の(ドドドミレドレミ)、 
10.アマリリス、 11.桃太郎、 12.待ちぼうけ、 13.歌の町、 
14.うさぎとかめ、 15.かもめの水兵さん、 16.赤い帽子白い帽子、 

17.兎のダンス、→ 18.どんぐりころころ、 19.めだかの学校、 
20.星影さやかに、 21.春の日の花と輝く、 22.埴生の宿、 
23.冬の星座、 24.夏は来ぬ、 25.箱根八里、 26.証城寺の狸囃子、 27.たきび、 28.靴が鳴る、 29.メキシコへの道(レーソーシーレー)、 
30.アメイジング・グレイス(レソソーシラソシー)、 31.マイボニー、 

32.ゴンドラの唄、 33.雨降りお月、 34.朧月夜、 35.子ぎつね、 
36.故郷を離るる歌、 37.白いブランコ、 38.ぶんぶんぶん、 
39.夕やけこやけ、 40.若者たち、 41.夢のお馬車、 42.虫の声、 
43.港、 44.ふじの山、 45.メリーさんの羊、 46.ロンドン橋、 
47.ブラームスの子守歌、 48.浜千鳥、 49.きらきら星、 

50.デカンショ節(ドレーレーーレミード)、 51.ノーエ節(ラードドラドラドレー)、→ 
52.鹿児島小原節( ラドドドレレレーミレド)、 53.戦友(ミミミーラララーシシ)、 
54.春の小川、 55.かえるのうた、 56.山男の歌(ミソソソソーラソソー)、 
57.「天国と地獄」序曲、 58.どじょっこふなっこ、 59.背くらべ、 
60.茶摘み( レソラシーシシシ)、 61.たなばたさま(レレソラシシシシー)、 

62.秋(ソーソソーミラー)、 63.はと、 64.青葉城恋唄(ドミソソソソー)、→ 
65.ウェルナーの野ばら、 66.菩提樹、 67.ムーン・リバー、 
68.エーデルワイス、 69.アニーローリー、 70.、バラが咲いた 
71.雨降り(ドドドレミレソミ)、 72.一月一日、 73.お馬、 74.月、 
75.大きな栗の木の下で、 76.かたつむり、 77.北国の春、 

78.聖者の行進、 79.瀬戸の花嫁、 80.チューリップ、 81.春が来た、 
82.ちょうちょう、 83.てんとう虫のサンバ、 84.もろびとこぞりて、 
85.げんこつ山の狸さん、 86.漕げよマイケル、 87.むすんでひらいて、 
88.別れ、 89.祖谷の粉ひき唄(ミミミーラシシド)、 90.どこかで春が、 
91.スキー、 92.雪(ソーラソーラソーミ)、 93.蛍の光(レーソーソソシ)、 

94.イエスタデイワンスモア、 95.あの素晴らしい愛をもう一度(ソドードドシ)、 
96.優勝賛歌(ソーミーファソード)、 97.ことりのうた、 98.こいのぼり、 
99.おつかいありさん(ソソミソドドシラ)、 100.しゃぼんだま、 
101.とんぼのめがね(ドドミミレレドレ)、 102.そうさん(ソーミレソーミレ)、 
103.かわいいかくれんぼ(ドファファファソー)、 104.かごめかごめ(ラー)、 

105.友よ(ソファミー)、 106.チューリップのアップリケ( ララララー)、 
107.竹田の子守唄(ドーレファソーソラ)、 108.走れコウタロー(ドドドレ)、 
109.南国情話(ソーソソミレ)、→ 

     気分転換に、こんな事で遊んでみるのも楽しいよ。









28.● 編曲に挑戦(第6弾): 独奏「天国と地獄」 序曲    


You Tubeでたまたま、小学生が連弾にてピアノ演奏する「「天国と地獄」 序曲」を聴いた。 運動会のかけっこの時にかかるあの曲だ。結構テンポが速く調子がいい。

『おお!、これはハーモニカで吹いたら面白いかも。』 一瞬に、心が躍った。

さあ、複音ハーモニカ用の楽譜作り開始だ。

天国と地獄』の動画が掲載されている同じ(You Tube画面)で、「次の動画候補」の中に、(Piano Music S) さんが投稿している『天国と地獄』(ピアノ楽譜)という楽譜動画を見つけた。

楽譜と演奏音の両方が出てくるので、メロディラインはこれで何とかなる。
ピアノ楽譜は、2/4拍子となっているが、見易く吹き易くなるよう、基本的に4/4拍子に変え、部分的に2/4拍子にして作譜することにする。

また、シャープ2個のニ長調なので、同じ音程に対応するハーモニカの調子はD調になる。さらに、半音も何カ所か出てくるので、D#調も必要になる。

とりあえず、メロディラインのみ書き取って、DとD#調で吹いてみた。
『・・・ちょっと音が高い?気がするな。』 

ちなみに、教室の誰もが持っている、1音低いCとC#調でも吹いてみた。
『・・・こちらの方が良いのかな。』 と言うことで、CとC#調を使うことにした。

また、メトロノームでテンポを計ってみたら、 =146だった。
結構テンポが速いので、複音ハーモニカでも吹き易いものにしなくちゃならない。

半音を含んだ速いフレーズ等で吹きにくい部分は、他の音程での表現に変えたり、部分的に4度低く調子を変えたりしながら、聞いておかしくならない程度に、《速くても吹き易いもの》になるよう努めた。何回か後戻りしながらも、一週間ほど掛かって出来上がった。


         【 「「天国と地獄」 序曲」(複音ハーモニカ楽譜) 】

 
 


メトロノームをかけて繰り返し吹いてみたら、だんだんと、速いテンポにも慣れてきた。

   『 おお!調子よくて、なかなか良いな。・・・ Very good だ。 』








27.● ハーモニカ譜 「懐かしの演歌メドレー」 を作った。  


前出:3月22日に行われた第5回親睦コンサートの最後に、莖田先生が模範演奏の中の一つとして、演歌を10曲盛り込んだ曲を吹いてくれた。

 「今から、演歌を10曲含んだ曲を吹きます。 皆さん! 
  どんな曲があったか言い当てて下さいね。」 と言われてから、吹き始められた。

 『おお!、面白い。』・・・・・まさか、先生が演歌など吹いてくれるとは思っていなかった。

 少し驚きの気持ちで耳を傾けた。・・・・・素晴らしい演奏だった。!

トップから順に、「好きになった人」⇒「東京ラプソディ」⇒「船頭小唄」⇒
昭和枯れすすき」⇒「赤いランプの終列車」⇒「池袋の夜」⇒「夫婦鏡」⇒
影を慕いて」⇒「なみだの操」⇒「好きだった」の10曲で、曲の締めくくりとして、
トップの「好きになった人」の最後部分を吹いてのエンディングだった。


先生の演奏されたあの曲を、我々も是非吹いてみたいと思って、次の教室の時に、楽譜を願いしたら、教室の全員にコピーを戴けた。楽譜は、メロディラインのみの記述で、ベース等の伴奏記号は記載されて無かった。 先生はアドリブで吹かれたとのこと。

私は、頂いた楽譜を基にして、早速、「伴奏」や「おかず」を適当に付けて、エクセルでのハーモニカ譜作りを開始した。

伴奏は、大小ベースを中心に、他の曲集も参考にして、分散和音も一部分に使用し、バイオリン奏法やオクターブ奏法も織り交ぜながら変化をつけ、4拍子で記載の「昭和枯れすすき」と「影を慕いて」も3拍子に変更するなどとした。 4〜5日掛かったが、次のようなものが出来た。


  

  


 結構面白そうで、良いものが出来たんじゃないかと思う。
 楽しく吹けそうなので、暗譜演奏が出来るよう、練習!だ。









26.● 夢の中の問題 の答えは?・・・・・!!!        


この辺りで、気分転換は終わりにしようかな。

 答え:は次の通り。

 質問1・・・速度が2倍の物が向かい合って進めば、1/3の地点で出会う。
        全長は300km、 :A:が100km行く間に:B:は200km行き、
        ここで、出会う。
                            答え・・・100km

 質問2・・・折り返し移動する:B:の方向を変える度毎の距離を足していこうとして、
       まず、最初の出会いまでの2倍=200km x 2 = 400km を足し、
       次に、200x2x2/3 = と 800kmの1/3を加えてと ・・・ 
        〜 なーんて 考えちゃダメ。

       :A:の移動距離は、300km、この間に、:B:は何km移動しますか?
       速度が2倍なので、 そうです、600kmですね。

       時間と速度が変わらなければ、どんな動きをしても距離は変わりませんね。

                             答え・・・600km

 :B:は一見複雑そうな繰り返し移動をするが、距離は時間と速度で決まってしまう。
 「なーんだ!」 という問題でした。 夢の中の不思議な出来事!終了。

 気分転換は終しまい。









25.● 春休み! ・・・・・ 孫2人が岐阜からやって来た!。    


3月29日(水)、
姉ちゃん(なごみ)は中2、弟(ゆうと)は小6の、私の可愛いい孫2人が、自分達だけで、新幹線と特急を乗り継ぎ、1年半ぶりにやって来た。

女房と下の娘(ママの妹)の喜びようは、尋常で無かった。

中学校の体育館が補修中で、1週間程使え無い為、クラブ活動のバレーボールが休みで、来ることが出来たとのこと。 私と女房が新居浜駅まで迎えに行った。

暫く見ない内に、2人の身長も物凄く伸びており、姉ちゃんの(和音:なごみ)なんかは、
もう165cmもあり、少しできた顔のにきびを、気にするお洒落な女の子になっていた。

野球少年の(優音:ゆうと)も逞しくなっており、とっても嬉しい気持ちだ。

               


下の娘(ママの妹:叔母なのに二人にマリちゃんと呼ばれている)と、香川のレオマワールドへ行ったり、ばーちゃんに洋服を買ってもらったりと、滞在の5日間を存分に楽しんだ。帰る前日に娘(ママ)が車で迎えに来た。

最終日は、皆で大きい爺ちゃん婆ちゃん(ママの祖父母)の墓参りをしてから、
ファミレスで食事を取り、機嫌よく帰って行った。









24.● 気分転換: 睡眠中、夢中で考えた問題・・・・・!!??   


数学のテスト問題なのか?・・・夢の中!・・・ で、懸命に考えている自分!。・・・

なに! 問題:???

 『300km離れた地点(X)と、地点(Y)がある。地点(X)から(Y)に向かって、
  50km/hの速度で等速移動する物体を:A:とする。また、逆方向に、地点(Y)から
  (X)に向かって、100km/hの速度で等速移動する物体を:B:とする。

  物体:A:と物体:B:は同時に出発し、:A:は、:B:が出発した(Y)地点まで
  真直ぐ移動する。:A:と:B:が出会うと、:B:だけ、反対方向へ引き返す。

  元の出発点(Y)に着くと再び折返し、また(X)の方へ向かう。:A:に出会えば、
  折り返す。:A:が(Y)に着くまで、:B:はこれを繰り返す。』

 ここで、

    質問 1 :
     A:と:B:が初めに出会う地点(Z)は、:A:が何km移動した所か?

    質問 2 :
     折り返し移動を繰り返す:B:の、トータルの移動距離は全部で何kmになるか?


    略図:
      I←ー          (Z)     300km              −→I
    (X)----------------------------------------------------(Y)
     :A: 50km/h⇒         ⇒        → ←100km/h :B:
                    ←→--------------------------------
                                   ←→---------------
                                       ←→---------
                                            ←→----
                                              ←→-
                                                -→

   「突然こんな数学問題?出して、 どうかしたの? え!!?」

   「まあまあ!、兎に角、挑戦して、解いてみて下さい!。」
   質問1は、すごく簡単で、直ぐ分るでしょう。
   質問2は、良く考えて下さいね。意外と簡単かも知れません。








23.● 愛媛県ハーモニカ協会               
      新居浜地区ハーモニカサークル第5回親睦コンサート



2017年3月22日に新居浜市内の結婚式場:”ユアーズ”にて、愛媛県ハーモニカ協会 新居浜地区ハーモニカサークルの第5回親睦コンサートが開催された。

協会所属の新居浜地区サークルは、現在、昨年より1つ増えて8サークルになっているが、今年の参加人数は、その内の7サークル56人で、先生とゲスト4人を入れ総勢61人になった。

私は、「浜っ子ハーモニカクラブ」の代表&愛媛県ハーモニカ協会の幹事をしている関係で、開催スタッフの内、昨年に続いて、会計責任者の役を引き受けた。
総責任者の役も、昨年と同じく、「惣開ハーモニー」代表幹事さんが引き受けてくれた。

来年の会計責任者は、今年から参加の「角野つがざくら」代表幹事さんにお願いする予定なので、彼女には副会計責任者になって頂いた。

今年の会場は、公民館ではなく、結婚式場を借りた。一人1500円の会食代を払えば、朝8:30分から夕方5時まで会場を使用できると言うことで、ここに決定した。

           


収支予定表も作り、予算も決めた。

また今年も、敢闘賞10人分の手配は、「浜っ子ハーモニカクラブ」の女性方に頼んだ。
賞品は、昨年より少し豪華にして、300円前後の、醤油や砂糖等の、日常食品類を手配して頂いた。


我々「浜っ子ハーモニカクラブ」の出演は、午前中3番目だった。
9人によるアンサンブルにて、「埴生の宿」、「千曲川」の、2曲を演奏した。

          

独奏は、飛び入りも含めて全独奏者9人の内、3人が「浜っ子ハーモニカクラブ」のメンバーが占めた。
サークル代表による打合せ時、各サークル3〜4人づつの出演を申し合わせていたのに、いざ蓋を開けてみたら、忠実に守ったのは我々のサークルのみだった。・・・まあいいか。

独奏には、昨年新しく入った女性2名と、私の3名が出演し、二人の女性たちは、其々にセリフ入りの、「里の秋」、と「東京だよおっ母さん」を独奏してくれた。二人とも上手な演奏に加え、セリフを入れたとっても効果的な演出で、聴衆を魅了した素晴らしい出来だった。

   


私は、「お祭りマンボ」を演奏した。当初、自分で編曲した愉快なオヨネーズの「麦畑」を独奏しようと思っていたが、この「麦畑」のアンサンブル曲は、今回ゲスト出演して呉れる「カントリーメイツ」さんの持ち歌代表曲なので、アンサンブルと独奏の違いはあるものの、遠慮して「お祭りマンボ」に変更したもの。

結果として、これで良かった。

私の演奏は午後からで、アンサンブルが終わって独奏の部に入ってのトップバッターだった。 Am、ANm、Bmの3本持って舞台に立った。

   演奏前のコメントを司会者が言ってくれたあと、演奏を開始した。
      コメント:「愉快で楽しいこの曲は、とってもテンポの良い曲で、
            私も大好きな曲です。未熟な演奏ですが、どうぞお聞き下さい。」

今回は何故か、口がすごく渇いた。ハーモニカの滑りが悪く心配したが、何とか無事に最後まで吹くことが出来た。練習の時は唾液が物凄く出過ぎて困るのに。

演奏が終り、大喝采を受けた。拍手が鳴りやまず、胸が一杯になった。何とも言えない快感で、とっても幸せな気持ちだった。 『・・・これだから辞められないんだ!・・・』

         




ゲストのベテラン4人組、小アンサンブルグループ:「カントリーメイツ」さんの演奏は、
午前の部の最後だった。

グループ構成は、女性3人(バス、1st複音、2nd複音)、男性1人(コード)で、アンコール曲も含めて、5曲:「倖せさがして」、「祝酒」、「麦畑」、「幸子」、「函館の女」、を演奏してくれた。

我々のアンサンブルとは、レベルの差は大違いで、素晴らしい演奏だった。
カントリーメイツ」さんをお呼びして良かった。!

全てのプログラムが終了したあと、進行が予定よりも早く進んで、時間が余った事もあり、「ファイブミニッツ」の幹事さんの提案で、最後に再度、「カントリーメイツ」さんに演奏をお願いしたら、快く承知して下さった。

曲目は2曲で、「好きになった人」?、とザ・ピーナツの「恋のフーガ」の演奏だった。
私は、最後に演奏してくれた「恋のフーガ」に、一番魅了されてしまった。

  『・・・・・「カントリーメイツ」さん! ありがとう。!・・・・』


最後に、莖田先生の模範演奏と総評があった。

総評では、先生による「敢闘賞10人の選考」と、「賞品授与」があった。
先生のお話では、独奏の人も良く頑張ったが、今年は、バスとコードを対象に選考したと言うことで、新しく始めた人や、2〜3年位の人で、特に頑張った人を選んだとのこと。

我が「浜っ子ハーモニカクラブ」のメンバーも、バスとコードのお二人が選ばれた。
昨年8月のコンサートからの練習で、1年も経っていないのに、良く練習しており、当初に比べて物凄く進歩していると、言っておられた。

お二人にとっては、今後の励みにもなり、とっても喜ばしいことだ。

     









22.●  気になって仕方ない!「セントルイス・ブルース」   


事の起こりは、昨年5月15日の高知での四国ハーモニカ連盟コンサートのDVD。

このコンサートの第二部、特別ゲストとして出演された「ザ・ノーブランズ」の最後の最後にアンコール曲として演奏されたのが、「セントルイス・ブルース」と言う曲で、当日私は、「舞台係り」をしていたので、あまり聴いてなく記憶に無かった。 後日、と言ってもほんの数日前に、DVDを見直していてこの曲の演奏に気付いた。

『おや!、なかなか良いんじゃないの。』

メインのクロマチックハーモニカを吹いているのは、「鶴田亘弘」と言う、日本ハーモニカ連盟の常任理事で、昨年の6月19日に、「ボン・ボア」と一緒に丹原文化会館にやって来た「ハーモニカライナーズ」のバスをも担当している人だ。

     


何回も聴き直しているうち、
この「セントルイス・ブルース」と言う曲がますます気になってきた。

気になってくると、吹いてみたくなる。
吹くためには、楽譜がいるので、鶴田先生の演奏を良く聴いて耳コピーするしか無い。
CとC#の2本のハーモニカを準備して耳コピー開始。

DVDの演奏を一時停止しては、2小節分くらいづつ聴いて、ハーモニカで確認しながらA4の不要紙に書き取っていく。この繰り返しなんだけど、この作業は、物凄く難しかった。

半音も沢山出てきて、なかなか聴き取れなくて、結局最後まで行くのに2週間程掛かってしまった。 『音感のいい人なら直ぐにできるんだろうな?・・・』

兎に角、一応メロディだけのハーモニカ譜が出来たので、CとC#の2本で吹いてみた。
鶴田先生の演奏テンポは、最初部分は =76 で始まり、途中から =106 になり、最後のエンディング部分でまた、 =76 に戻る設定だ。

最初の部分は、CとC#の2本持ちで吹けそうだが、速い部分からは、自分のレベルではどうしても追いつけない。『今は、クロマチックでないと無理だな!!・・・』 と言うことで、
アンサンブルでも使えそうな、C調の複音ハーモニカと同じ配列の、トンボクロマチックハーモニカを買ってしまった。

   《TOMBO》・・・「ユニカ・No.1244C

何日かして送られてきたので、早速吹いてみた。

これなら練習次第で、かなり速いレベルまで対応出来そうだ。でも、音色はいまいちだ。複音ハーモニカの方がづっと良いので、いづれは、CとC#の2本で速く吹けるようになりたい。

一方、ネットの《 You Tube 》でも、ハーモニカ演奏のセントルイス・ブルースが無いか捜してみたら、本場アメリカのブルース・ハープ(10穴ハーモニカ)演奏の曲が、何曲かヒットしたので聴いてみた。

『おお!、すごい。これが本場のブルースか。テンポ良く、調子も良くていいな! ブルース・ハープでこんな演奏が出来るのか。!』 演奏スピードを計ったら、 =131 だった。

女性奏者が、演奏を始める前に、自分のブルース・ハープを見せていた。
  「 M.SUZUKI : MANJI : C 」 の記載が見えた。

 ・・・簡単に吹けそうな気がしたので、自分でも試したくなった。 ・・・
と言うことで、こちらも教則本と一緒に買ってしまった。

   《SUZUKI》・・・「10穴ハーモニカ MANJI M-20、C
   田中光栄 著  「ブルース・ハープ」初歩の初歩 入門、

『・・・・・こりゃあ、難しい!!・・・・・』

ブルース・ハープは、ベンドのテクニック習得が必須で、一朝一夕にはいかない。
じっくりと取り組む必要がある。

前述の女性奏者の吹く演奏が良かったので、こちらの、メインメロディ部分も、音を拾って耳コピーした。 そして・・・・・ 鶴田先生演奏のものと部分的に組み合わせながら、
エクセルで作り直した。


   


  伴奏は、シンプルにベースのみにて付けてみた。調子が良いので、気持ち良く吹け    れば、OKだ。・・・!。









21.● 総会後のミニコンサート2                   


2017年2月5日(日)、《石鎚山ハイウエイオアシス館》:3F大ホールにて、愛媛県ハーモニカ協会(午前中に)、及び四国ハーモニカ連盟(午後から)の総会が、宇佐美先生、莖田先生はじめ、津野先生、及び約100人の会員参加で開催された。


        


今回は私にとって、昨年に続いて2回目の総会だった。
事務局より写真係を依頼されて、自信も無いのに、二つ返事で引き受けてしまった。

当日は、オンボロ一眼レフ(8年前、60歳の定年退職記念にと思って購入した:《SONY・α300》に、18−220mmズームレンズをマウントしたもの) にて、何とか事務局の依頼に答えようと撮りまくったら、100枚も撮っていた。

家に帰ってからすぐ、20枚ほど選び出して、ネットメールにて、事務局へデータ転送して上げた。


    * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

総会は午後の2時過ぎ頃終了し、その後、昨年と同じように、出席会員による飛び入り形式のミニコンサートが開かれた。

終了時間PM3時30分の予定でスタートし、出演者は、独奏15人、アンサンブル4組で、昨年よりも4、5組多かった。


          


私も独奏の出演申込を出したら、なんと、トップバッターになってしまった。

『今年は、自分で編曲した三山ひろしの「四万十川」でも吹いてみようかな』と思って、
暗譜練習をしてきたが、やはり、ステージでの演奏は緊張する。

  ● 自己紹介と演奏前のコメント

      皆さん、こんにちは!。 新居浜公民館:「浜っ子ハーモニカクラブ」の
      岡部幸広と言います。今日は、高知出身の三山ひろしの昨年の新曲で、
      年末の紅白歌合戦でも歌った「四万十川」を吹かせて頂きます。
      未熟な演奏ですが、どうぞお聞き下さい。

自己紹介と演奏曲目のコメントをして、演奏を始めようとした時、女性司会者から、
「時間が無いので、出演者名と曲目を私が読み上げますから、演奏される方は、
礼をして、すぐに演奏だけ始めて下さい。」 とのアナウンス。

 『 えー!、私の話がくどかったのか?、??。 !!! 』
 でも、すぐにニコッとして、演奏を始めた。へへへ。

突然!、昨年のパニックがプレイバックして頭を横切った。

  ・・・・・⇒ 昨年は、宇佐美先生編曲の「」を暗譜で吹くつもりで、楽譜を持たず
      ステージに上がった。最初のミの音を出した後、続きが何なのか突然、
      分からなくなった。 え〜え!頭の中が真っ白!。 
      ・・・!「すみません。分からなくなりました。」 
      やり直して、何とか最後まで行けたが、気持ちが舞い上がったままだったので、            どう演奏したか記憶に無い。・・・・・こんな情景

      無視してやり過ごして、演奏を続けた。

何とか、トップバッター:「四万十川」の演奏を終えることが出来た。
昨年の影響は無かった。演奏も、まあまあだったし、拍手もたくさん頂いて、
ステージを降りることが出来た。


          


独奏者の中に、昨年私が吹いた「」を独奏をされた松山の方がいた。

5番目に出演された「ハーモニカアンサンブル:つばき」のメンバーの方で、
たぶん、初めての独奏出演ではなかろうかと思われるような感じの人だった。

でもなぜか、『昨年の自分と、同じ場所で、同じ曲を吹くなんて!』 との思いがあったので、暖かく見守ってあげた。

楽譜を見ながらの演奏だったので、途中で、急に分からなくなる心配はしなかったが、
『もう少し滑らかな吹き方をすれば、もっと良くなるのになあ』 と思った。


           


一緒に新居浜地区から来た、今年初めて参加した「角野つがざくら」の幹事さんに、出演申込をしたか尋ねたら、「出るつもりは無いので、していない」と言う。

折角の機会なので、是非出るように背中を押して上げた。
申込を無理矢理して貰ったら、ラストぎりぎりの演奏と言うことで、何とか間に合った。

彼女は、宇佐美先生編曲の「長崎の鐘」を楽譜無しで吹き切った。
分散和音もうまくこなして、とっても良い演奏になったと思う。

出演する前は、ためらっていたのに、出てほんとに良かったと言う表情だった。

莖田先生に、「彼女の演奏、とっても良かったでしょう」と言ったら、
「あまり褒めたらいかんよ」と言われてしまった。

ミニコンサートは、予定通り、午後3時30分に終了し、その後1時間程で機材の後かたづけをして、帰路に着いた。

一階には、みやげ店や出店があって、柑橘類がとっても安かったので、文旦、八朔、
伊予柑の3種類を、女房のみやげとして買って帰った。



   

    【今回も総会とミニコンサートが行われた石鎚山ハイウエイオアシス館








20.● 編曲に挑戦(第5弾): 独奏銀 波      


年末の片付けの時、処分すべき古いものの整理をしていたら、娘たち二人の小学校時代の、【佐々木礼子:門下生ピアノ発表会】と記されたプログラムと、会場で私が録音したカセットテープ4巻が出てきた。およそ30年前の代物だ。

  『おお!、懐かしい。』

プログラムとテープは、第17回〜20回までの全部で4回分有り、最初の第17回は、長女が2年生、次女が1年生となっており、最後の第20回は、6年生と5年生になっている。

カセットテープのままで聴くと、娘たちの演奏を捜すのが大変なので、娘たちの分を見つけては、各曲ごとに分割や編集が簡単にできるようMDに、おんぼろでも、ソニーのポータブルミニディスクレコーダー(ウォークマン)に録り直したら、一発頭出しが出来るようになった。

 演奏内容:

   第17回   *四季の歌         【荒木とよひさ】   次女(小1)
           *こぎつね          【ドイツ民謡】    次女(小1)
           *トルコマーチ        【ベートーベン】   長女(小2)
           *カッコーワルツ      【ヨナーソン】    長女(小2)

   第18回   *ロマンス           【ベートーベン】   次女(小2)
           *ロンディーノ        【ディアベリー】   長女(小3)
           *ハンガリー舞曲第五番 【ブラームス】    長女(小3)

   第19回   *タランテラ          【ブルグミュラー】  次女(小3)
           *ソナタ第一楽章      【ベートーベン】   長女(小4)

   第20回   *トルコマーチ        【ベートーベン】   次女(小5)
           *ソナチネ第三楽章    【クレメンティ】    次女(小5)
           *銀   波         【ワイマン】     長女(小6)


娘たちの演奏は、どれを取っても「これが小学生?」と思うほど、とっても上手だ。
(親バカ?) MDを女房の車にセットして、買い物に行くときはいつも聴いている。

特に、長女が6年生の時の「銀波」はすごい。何回も聴き直したので頭に入ってしまった。 次第に、『ハーモニカ譜に編曲して、吹いてみたい』 と思うようになってきた。

この「銀波」、ピアノ演奏時間は8分もあり、これを全曲ハーモニカで吹くには長すぎる。
4分位にして、コンサートでも吹けるようにしたい。

長女が使っていたピアノ譜がどこかに在るはずなので、探してみたら、長女の部屋の本棚だったところから見つかった。耳コピーだけでは難しいので、これで何とかなりそうだ。

複音ハーモニカの調子は、ピアノの演奏に合わせると、G#とAの2本になる。
耳コピーをしながらの編曲作業なので、この2本を使って、音を確認しつつ作業を進める。

You Tubeでは、いろんな人の演奏がアップされている。色々聴いた中で、「ituka kitto」さんのものが分かりやすかったので、これを耳コピーさせて頂く。


      ・・・・・さあ、編曲の作業開始だ・・・・・

編曲の作業は結構難しかった。
試行錯誤しながら毎日少しづつやって、1週間程で出来上がった。

早速、G#と半音高いAの2本で吹いてみたが、どうも吹き辛い。

『何故なんだろう?・・・途中の半音を含んだ吹き辛い部分は、転調してるのでは?
           ・・・4度高いので、この部分はC#で吹いたら、楽になるはずだ。』

正解!! だった。  

更に、他の半音の部分も、違った表現にして、結果的にはAは使わず、G#とC#の2本で吹けるように改善した。 心躍る、良いものが出来上がった。

コンサートで吹くには、相当の練習が必要だろうが、とっても遣り甲斐がありそうなので、
じっくり仕上げていくつもりだ。


        【銀 波】    A.P.ワイマン:作曲、岡部幸広:編曲

  

  


   曲の進行は、1.【Introduction】 → 2.【Thema】 → 3.【March】 となる。

1.のイントロから、6/8拍子で始まり、ピアノの感じを参考にしてみる。

2.のテーマは、ピアノでは物凄く長いので、メインの部分のみ使用し、
  繰り返し部分は、まず分散和音で始め、ベース、トリルと
  ハーモニカらしく展開し、最後はアルペジオで締めくくる。

3.のマーチからは、4/4拍子になり、最後まで調子よく続ける。

じっくり練習して、コンサートで発表出来るようにするつもりだ。


演奏時間を計ってみた。 5分20秒もあった。目標に1分20秒オーバーだ。

省略出来る箇所を検討した。楽譜のページは@〜Cまでの4ページあったが、このうちBページにあった【Finale】の部分と、Cページにあったピアノ譜と同じ長さの【March】の一部分を省略した。

再度時間を計ったら、4分10秒になった。さらに、@ページの一部をカットした。

これで何とかコンサートに使える演奏時間になった。一部省略しても曲の感じは悪くない。むしろ、こちらの方が良い感じだ。

コンサートでの出演を前提に、G#とC#の2本での練習を繰り返すうち、もう少し音が高い方が良い気がしてきた。・・・半音高いAとDで吹くことにした。








19.● 編曲に挑戦(第4弾): 独奏麦 畑   


11月27日、丹原文化会館での愛媛県ハーモニカ協会主催の県全体コンサートが開催され、我々のサークル「浜っ子ハーモニカクラブ」も参加した。

前述、「●11月27日のコンサートに向けて」にて記載したように、私の独奏は無しと言うことで、今回はアンサンブル演奏と、スタッフとしての舞台係に専念した。

出演人数が非常に多くて、プログラム順番も異例の48番まであった。(今迄は多くて30番代) スムーズに出演者の入れ替えが出来るよう、舞台の黒子役としては、パニック状態だった。

人数によってマイクスタンドや譜面台を出し入れしたり、ケーブルを繋ぎ直したり、曲のタイミングを見計らっての入出場等、自宅でかなりの手順準備の確認をしていたが、それでも、本番は大変だった。何度か先生に注意されることもあったが、全体としては、何とかうまくいって、ヤレヤレだった。


 ●舞台の袖で聴いていて、気になった曲がある。

莖田先生も第1複音ハーモニカ担当をしていた、西条のベテラン4人組小アンサンブル「カントリーメイツ22」演奏のオヨネーズのデュエット曲「麦畑」だ。

プログラムの編曲者欄には、莖田先生の名前があるので、12月6日の「教室」の時に聞いてみたら、このメンバーの一人で、カラオケ大好き(得意)な女性の依頼で、先生が編曲したが、「他の人に楽譜を上げたらダメよ」と言われているので、彼女の了解を得ないと渡せないと言う。

12月9日の幹事会の忘年会で、先生とも彼女とも、たまたま同じテーブルになり、先生が確認してくれたら、コンサートでのお披露目が済んだので、もうOKとのことで、次の「教室」の時に呉れると言う。

私は今回、この「麦畑」を独奏用に編曲してみようと思う。
これまで編曲の「四万十川」、「つがざくら」、それと耳コピーで採譜した「栄光は君に輝く」の3曲は、手書きでの作譜だったが、今回はエクセルを使って、パソコンで作るつもりだ。

出来上がったら、アップする予定で、『楽しみ!』だ。


            *   *   *   *   *

作業を開始した。

まずはYou Tubeで、オヨネーズがステージで歌詞の2番まで歌っているのを、何回も聴いてメロディラインを耳コピーし、概略を頭にインプットすることから始めた。

エクセルでの作業は、割り振り配置などを決めるのに悪戦苦闘で、何回も後戻りしながら、完成するまで3日も掛かってしまった。

  次からはもうすこし要領良く出来そうだ。

    そして遂に、本日、 "68歳の誕生日に!”
    とうとう、複音ハーモニカ独奏曲:「麦 畑」が、出来上った!。

    *うれしい。 ・・・さあ! ルンルン気分で吹いてみようかな。 ・・・!!!


 


次の「ハーモニカ教室」の時に、莖田先生に見て頂いたら、『《おかず》をもっと豊富にしたらいいね。』と言うコメントを頂いたので、思い切って、たっぷりと付けてみた。
エクセルでの修正に結構時間が掛かってしまったが、我ながら良いものが出来た!。









18.●介護施設:「はぴねすケアセンター」で演奏  


●【回想】・・・・・

  『・・・その日の夕方、今度は、10歳違いの一番下の姉から電話が掛かった。
  姉は、銭太鼓の踊りチームを率いて、毎年お年寄りの介護施設の慰問をしており
  、12月3日にも慰問に行くが、その時、ハーモニカで出演して呉れないかとのこと
  。即、二つ返事で、「ええよ」と答えてから、「演奏曲目は何がいい?、「娘よ」や「
  でもいいが、それよりも「お祭りマンボ」ではどうか」と提案したら、「その曲私も大好
  き、そのほうが、いいわねー。」と言って、たいそう気に入って呉れた。
  そして、当日は姉たち手作り(?)の真っ赤な「サンタ帽」を被って演奏してくれと言
  う。『ちょっと恥ずかしいが、まあ、いいか』
  これで、めでたく、独奏「お祭りマンボ」の出演先が決まった。!』 ・・・・・


上記の回想は、以前『●11月27日のコンサートに向けて』の中で記載した記事で、その当日の12月3日:介護施設:「はぴねすケアセンター」に伺う日がやって来た。

この介護施設は、私の家から車で10分程の所にある。
実はこの施設には、17歳違いの一番上の姉も入所しており、その縁で、毎年の「銭太鼓」慰問を行うようになったと姉が言っていた。

この施設に私が着いた時には、他の出演者は、既に来ていて、お年寄りの皆さんも職員に付き添われて、ロビーの大広間に集まっていた。早速挨拶して、準備に取り掛かった。


姉の作った「はぴねすケアセンター」慰問プログラムは次のようだった。

  1. ハーモニカ 
            * アンサンブル演奏 3曲  出演者:(角野の女性3人組)
              曲目: (1)ジングルベル、(2)もみじ、(3)青い山脈、

            * 独 奏   1曲       出演者:(岡部幸広)
              曲目: お祭りマンボ、

  2. 日 舞   1曲  演目: 木ヤリ小町  出演者:(角野の女性1人)
               

  3. 銭 太 鼓    3曲  出演者:(角野銭太鼓の女性9人)
            演目:(1)花笠音頭、(2)きよしのズンドコ節、(3)ちょうーさじゃ

  4. 踊 り   1曲   演目: 炭坑節   (14人の出演者全員)
           


私は、11月27日のコンサートで、独奏する予定になっていたが、出場人数が多過ぎて辞退を余儀なくされた「お祭りマンボ」を、ここで演奏することが出来た。

     私の演奏前の挨拶:

      「皆さん今日は!。 岡部幸広と言います。去年の6月から、新居浜公民館の
      ハーモニカ教室でハーモニカを習っています。
      今日は、美空ひばりの「お祭りマンボ」と言う曲を吹かせて頂きます。
      愉快で楽しいこの曲は、とってもテンポの良い曲で、私も大好きな曲です。
      ハーモニカを3本持って吹きます。未熟な演奏ですが、どうぞお聞き下さい。」

お年寄りの皆さんは、テンポの速い曲にもかかわらず、一生懸命手拍子を合わせてくれた。そして、演奏が終わった時には大拍手を下さり、たいそう喜んでくれた。
ハーモニカを3本持ってのパフォーマンスが良かったようだ。

     

皆さんに喜んで頂き、とっても良い慰問演奏になったと思う。『良かった。良かった。!』

なお、一つだけ気になったのが、音響設備がしょぼかったことで、次は自分で準備して行かなければと思った。









17.● 日本ハーモニカ芸術協会の【楽典基礎講座】に申込み!    


毎年東京で開かれている、日本ハーモニカ芸術協会の【楽典基礎講座】が、四国ハーモニカ連盟会長の宇佐美先生のご尽力により、四国でも初めて、来年2017年の7月13、14日に、泊まり込み1泊2日の予定で開かれることになり、申込の案内が来た。

講師:日本ハーモニカ芸術協会師範の「黒田 彩」先生。
対象:四国ハーモニカ連盟会員。
定員:先着40名。
費用:約20,000円(受講料、宿泊費、懇親会費、昼食代等)+各自往復旅費。
場所:未定、西条市のホテルユニバースの可能性大。

是非受講したいと思い、早速申し込んだ。 
1日目の7月13日は全員泊まり込みで、懇親会もあるとのこと。 『楽しみ、楽しみ!』


      

この講座ではテキストとして「音楽通論」(教育芸術社)を使うので、各自で事前に購入して予習しておくようにとのことなので、早速、アマゾンで購入した。









14.● 編曲に挑戦(第3弾):つがざくら」       


8月28日の土居文化会館(ユーホール)でのコンサートで、新居浜地区のハーモニカサークル「角野つがざくら」が、高橋弘明 作曲、莖田正治 編曲、の「つがざくら」をアンサンブル演奏にてお披露目した。

この曲は、平成7年に、声優で歌手の「水樹奈々」(地元:新居浜市の出身)が、中学生の時に歌った新居浜別子のご当地ソングである。

ハーモニカ教室の莖田先生が、「水樹奈々」のこの曲を聞かれ、昨年開設の「角野公民館ハーモニカ教室」のテーマソングにと、アンサンブル曲に編曲されたとのこと。 そしてこの時、教室のサークル名を、「角野つがざくら」に決めたと、代表の幹事さんが言っていた。

克て、栄えていた別子銅山の銅を取り尽し、銅山の街々から人が居なくなっても、今も銅山峰に可憐に咲く、「つがざくら」に、昔の思いを馳せると言う、少し侘しい感じの歌である。

3連音符をベースにして、複音ハーモニカ独奏用としての、編曲に挑戦してみた。

You Tube で歌っている「水樹奈々」の歌を何回も聞き直し、耳コピーで音を拾いながらの編曲だった。 「水樹奈々」は、昔から本当に歌が上手かったんだなあ。


  岡部幸広 編曲、の複音ハーモニカ独奏曲 「つがざくら」、の出来上がり!。


 


   調子は、Cm(原曲はDm) なれど、 練習はAmでもOkだ。









16.● 「卓球教室」会長からの出演依頼               


2016年9月のある日、新居浜公民館「卓球教室」の84歳の会長から携帯電話が掛かって来た。 「今度の日曜日、老人会の敬老の日のお祝いの席で、ハーモニカを演奏して戴けないか?」とのこと。

予定が何も無かったので、「いいですよ。」と答えたら、「演奏曲目はお任せするが、最後の曲はお開きの曲として、「星影のワルツ」にして欲しい。時間は食事が終わった、午後1時頃からで、出演料は、新老人会長がいい返事をしないので出せませんが。」と言う。

「出演料なんて、そんなもの要りませんよ。」 本心でそう答えた。

「何人ぐらい出席されますか?」 ⇒ 「25人ぐらいです。」
「「星影のワルツ」の歌詞コピーは25枚準備して行きます。」 ⇒ 「宜しくお願いします。」


早速、演奏曲目の検討に取り掛かった。条件は、楽譜を見ないで吹くことだ。

演奏順の予定として、先日(8月28日)土居文化会館(ユーホール)で独奏したポーランド民謡 「シュワジェヴェチカ(森へ行きましょう)」を1番目に、続いて森本恵夫 編曲 「娘よ」、宇佐美進 編曲 「」、宇佐美進 編曲 「無法松の一生(度胸千両入り)」、と持ってきて、最後の曲は、「星影のワルツ」、でどうか。

これに、トークを絡めていけば、何とかなりそう。

はたして、当日の日曜日、会場へは少し早めに着いた。

私のハーモニカ演奏は、それまでワイワイガヤガヤ状態だった場内が、水を打ったように静まり返り、皆さんご静聴下さって、大変良いものになった。

1曲目の「森へ行きましょう」が終わって、大拍手を頂きながら、次の曲に移ろうとした時、会長がやって来て、突然、「次は、皆さんがびっくりするように、ハーモニカを2本とか、3本とか持って吹いてもらえないか?」と言う。

予定外だったので、一瞬考えて、「分かりました。 間違うかも知れませんが、ロシア民謡の(ともしび)と言う曲を吹いてみます。」 と言うことで、佐藤秀廊 編曲 「タンゴ「灯」」、を演奏した。

この曲は、今年の春、角野公民館での親睦花見コンサートで独奏した曲と言うこともあって、楽譜無しでも、まあまあの演奏が出来た。
そしてまた、この曲をここに入れたことは、全体のバランス上、結果としては良かった。

この2曲目「タンゴ「灯」」でハーモニカ演奏1部終了となった。
                                               
続いて、もう一人呼ばれていたゲストのパフォーマンスとして、
手作り輪ゴム銃を使ったゲームのデモンストレーションが披露された。

このゲーム、なかなか面白そうな興味深いゲームだった。少しだけ説明すると、
輪ゴム銃は8連発。的は3種類5個づつ計15個で、それぞれに得点が付いている。
弾を8発撃って得点を競うものだ。

1つ目の的は紙コップで、輪ゴムの弾が当たると、紙コップが飛び上がり得点になる。

2つ目の的はアヒルで、弾が当たると、アヒルが50cm程のスロープをてくてくと下り始め、ゴールにたどり着けば得点になる。

3つ目の的は、単なる得点を記載した板。なんだ、ありきたりの的かと思いきや、
弾が当たると以外にも50cm程飛び上がった。えー!すごい。

私は、8連発の輪ゴム銃の構造がすごく気になった。どうすれば、8連発になるのか?
後で、ゆっくりと考えることにした。



続いて、私のハーモニカ演奏2部になり、⇒「娘よ」、⇒「」、⇒「無法松の一生(度胸千両入り)」、そして最後のお開きの曲「星影のワルツ」と6曲全てを吹ききり、「私の独奏会?」を終了することが出来た。そして、是にて老人会の敬老祝賀会の閉会となった。

皆さんに、たいそう感激され、胸がいっぱいになった。 

・・・大きな拍手に見送られながら、大満足な気持ちで、会場を後にした。

「いい演奏を聞かしてくれて、ありがと!・・・ 来年も是非演奏しに来てね。・・・」
後ろの方で、声がした。

帰り際、会長が、お礼だと言って、ヨーグルト飲料を1ダース手渡してくれた。

「えー! 会長、すみません・・・。 それじゃあ、失礼します。」・・・帰路についた。


  ●気になっていた「8連発輪ゴム銃の構造は?」

敬老祝賀会で見て、気になった8連発輪ゴム銃の構造だが、家に帰って考えても分からなかったので、ネットで調べてみることにした。

ブログやホームページ等に写真や動画をアップしているものが何件かあったので、それらを見ることで概略の構造は理解できた。そしてその中の10連発の写真を参考にして、自分で試作品作りに挑戦してみた。

寸法は自分で適当に決め、一応の図面も作り、ホームセンターへ材料(9mmの板材等)を調達しに行った。・・・製作の開始だ。・・・ 内部の引き金部品や、コマの部分がうまく行かず、試行錯誤しながら何回も作り直した。

3日間ほど掛かって、まあまあのものが出来上った。


     


輪ゴムの弾は、10本までは装填出来る。それ以上本数が増えると張力がきつくなって、装填がやり辛くなるので、10本までとする。

    ・・・・・ 10連発輪ゴム銃が完成した。 ・・・・・

使用した板の切れ端で的も作った。10連発が一発づつ順にちゃんと発射することも確認し、的あてゲームにて遊んでみた。腕が良いのか百発百中だ。・・・「わあ!面白い。」

もう一つ、菓子の空き箱で的を作った。箱の前面に直径が8cm程の穴を明け、箱の中に鈴を吊り下げて、穴を目がけて輪ゴムの弾を打ち込む。すると、弾が穴を貫通して鈴を鳴らし、輪ゴムはそのまま箱の中に収納される仕組み。・・・!、輪ゴムが散らばらず、後片付けが楽になる。


この『10連発輪ゴム銃』の話を「教室」の皆さんにしたら、特に女性方が興味を示して、次の自主練の時に持ってきてさせて欲しいという。

さっそく、次の自主練の時、遊んで貰った。 弾込めは私がやり、的あてを3人の女性にトライしてもらった。 皆さん、「面白い!、面白い!」と言って、大騒ぎして楽しんでくれた。

「面白かったね!!・・・ さあ、音階練習を始めましょうか。・・・・」
   
      

  ●「パチンコゴム銃」、「ライフル型ゴム銃」へのエスカレート?

「10連発輪ゴム銃」の製作時、ネット検索していたら、輪ゴム銃の他に「パチンコゴム銃」等の記事も多数掲載されており見ていたら、「悪ガキ」少年時代に、よく手作りして遊んだ当時の記憶がよみがえり、懐かしさがこみ上げてきた。

   ⇒  (自作の「ライフル型ゴム銃」)

当時我々は「ゴム鉄砲」と呼んでいた。ポケットを小石の弾で一杯にして、近くの垣生山へ行っては、松の木等に止っている蝉などを撃って遊んだ記憶がある。

そこで、今回、ゴムの張力を使って、引き金を引けば弾が発射される構造の手作り「ライフル型ゴム銃」を考えて、自作してみることにした。

少年の気持ちに回帰だ。

 1:材料は、出来るだけ在り合わせのものを利用する。
 2:引き金部分や発射装置の構造は、10連発輪ゴム銃で考えたものをベースにする。
 3:性急に事を進めないで、じっくりと試行錯誤を繰り返しながらの製作とする。

上記を念頭に置き製作を開始した。約1か月掛かって、写真のようなものが出来上がった。無骨ながら、自分ながらに素晴らしい出来だと自画自賛している。

 

少しだけ、仕様の概要を説明すると、

 (概略寸法):全長;675mm、 高さ;160mm、 幅;70mm
 (使用弾)  :ゴムパチンコ用8mm球
 (銃身材料):12mmサッシ用M型レール、15mmアルミ角パイプ、30mm樫丸棒
 (引きゴム) :ゴムパチンコ用替えゴム
 (弾受け) :5mmスタータロープ (引きゴムの端に付いている弾を押し出すロープ)
 (弾道) :M型レールのV溝と角パイプ下面の3点規制の通路を通って発射される。

 *弾の装填は、銃口からでなく、銃身の側面から出来るようにした。
   装填した弾の下側は磁石を埋め込んで、傾けても弾が転がり落ちないようにした。
 *色々なタイプの引きゴムが装着出来るようにしているが、今回は危険防止と引き
   易さを考慮して、敢えてあまり強くないものを取りつけた。
 *発射した弾の集約は正確で、腕にもよるが、10mの距離で10cm以内が可能。


今回の製作で、購入したものは、
 1、ゴムパチンコ用替えゴム:CLY1002C1745 5個セット、
 2、ハイロジックアルミサッシM型レール 1820mm AV−12S、
 3、光アルミ角パイプ 15x15x995mm AK15151、
 4、ユタカ紐スタータロープ 5mmx2m NX54、
 5、ボルト類  M5x50 両切ボルトナット座金セット ステンレス製 2本セット
          M5x25 六角ボルトナット座金セット ステンレス製 4本セット
          M4x25 六角ボルトナット座金セット ステンレス製 4本セット
          5x10  スペーサ 10本セット、程
 6、スリングショット8mm球 (80個x2)、

その他の部品は、道具箱やガラクタ入れ等の中の、在り合わせの物を流用した。
兎に角、手作りの楽しい時を過ごすことが出来た。 『ああ! 面白かった。』


「老人会敬老の日祝賀会」に出演の際、8連発輪ゴム銃ゲームのパフォーマンスを見た事から、えらい横道にそれてしまった。この辺りで、本来の複音ハーモニカに戻りたい。








14.● 11月27日のコンサートに向けて                


ハーモニカ開始から1年3ヶ月目の2016年9月になった。

次のコンサート参加予定は、11月27日、丹原文化会館で開催される愛媛県ハーモニカ協会の県全体のコンサートだ。送られてきた参加申込要領によれば、各サークルごとに、「アンサンブル2曲と独奏1曲」の枠で出場出来るとのこと。

我が「浜っ子ハーモニカクラブ」も参加する予定なので、アンサンブルの演奏曲目2曲と独奏出演者の検討を始めるべく、9月6日のハーモニカ教室の時に、早速この件の話を取り上げた。

アンサンブルの曲目2曲決定と、各パートの割り振りは、あまりもめること無く、割と早く決定した。 ただ、残念なことに、出演人数が前回より2人減って、7人になる。

    1曲目 : 宇佐美先生 編曲 「南国土佐を後にして
    2曲目 : 莖田先生   編曲 「涙くんさよなら

続いて、独奏出演者決定の方へ移ったが、こちらは、難航しそうだ。

    第1段階⇒ 希望者? or 出演してもいいと言う人? : 無し。

    第2段階⇒ 一人ずつ個別に説得しながら依頼 : 誰もウンと言わない。
            みんな言い訳がうまい? 先生にも説得して貰ったが : ダメ。

    第3段階⇒ 先生の提案で、抽選にする案が出たが、猛反対にあった。
            万一、自分に当たったら、教室を辞めるとまで言う始末。

『なんで、みんな出たがら無いのかなあ? 腹をくくれば、何とかなるのになあ。
 演奏後のあの解放感、 ああ快感! でたまらない!んだけどなあ。』

私としては内心、『今回も、出てもいい』 と思っている。 が、連続4回目になり、先生からも、出来るだけ他の人を出すようにと言われているので、「出てもいい」とは言えないでいる。

『ああ! 困った、困った。どうするか。』

兎に角、申込の締切ギリギリまで待ってみよう。そして、そこで再度出る人が居ないかを確認してから、「独奏者ゼロの申込みでは勿体無いので、他に出る人が居ないなら、私が考えます。」と言うしかないかなあ。

他のメンバーは大歓迎するだろうが、先生はどうだろうか?仕方ないと思ってくれるかなあ。・・・・・

私が出演するとして、さて、何の曲にするか。
暗譜練習中の曲目の内、候補を3曲選んでみた。

    1. 自分で編曲   の 「四万十川」、
    2. 宇佐美先生編曲の 「お祭りマンボ」、
    3. 宇佐美先生編曲の 「無法松の一生(度胸千両入り)」。

う〜ん、コンサートではやはり、「お祭りマンボ」 かな?・・・

いつでも申込書が出せるように、出演する時のコメントを考えておこう。

  アンサンブルの「南国土佐を後にして」と「涙くんさよなら」用:

     「浜っ子ハーモニカクラブ」は、初めての出演から1年が経ちました。
     今回は、短い練習期間でしたが、自主練もしながら、楽しく練習しました。
     未熟な演奏ですが、一生懸命演奏します。どうぞお聞き下さい。

  独奏の「お祭りマンボ」用:

     愉快で楽しいこの曲は、とってもテンポの良い、私の大好きな曲です。
     初めての3本持ちにも挑戦しました。
     未熟な演奏ですが、どうぞお聞き下さい。

現時点での準備としては、こんなところかな。



●・・・それからしばらくたっった後日・・・

出演申し込み締め切り(9月30日)間際の「教室」の日、独奏者の最終確認をした。

予定通り、出る人が誰も居なかったので、私が出ると言ったら、やはり先生から、待ったが掛かり、「今回は出ない方が良いですね。」と言われた。そして少し考えてから、「出演申し込みは、しておいて下さい。ソロ出演が多い場合には、プログラム作成時に検討して調整しますから。」とのこと。

えー!?・・・・・『出演の可能性があると言うことか』・・・???

兎に角、出演の申し込み書は、
アンサンブル「南国土佐を後にして」「涙くんさよなら」、独奏「お祭りマンボ」で提出した。



●・・・またまたしばらく経った後日・・・

10月最初の「教室」の日(10月4日)、終了時間も近くなって、
アンサンブル曲の「涙くんさよなら」を練習中、突然、バスハーモニカ担当のOさんが、
「この曲難しすぎて、もうよう吹きません。変えてくれませんか」 と先生に言い出した。

Oさん、この日は、先生から厳しく指摘され続けていたが、とうとう、切れてしまったのか?
「半拍遅れた!」、「テンポが遅い!」、「音程もリズムもおかしい!」と先生は、気が付く度に、容赦なく指摘された。

その都度、・・・・「はい、わかりました。」、 ニコニコ、ヘラヘラと答えていたOさんなのに、
・・・とうとう、ぶち切れたか?

内心、私はムッとなった。・・・『難しくも何とも無いじゃないか? 1ヶ月も練習してきたのに、今さら変えるなんて、今ごろ何を言よんかいの? 最後までやらんかい!』・・・・・
もしかしたら口に出した? かも???。

ここで先生が、・・・「じゃあ、何の曲がいいですか?、「思い出のアルバム」はどうですか? まだ、変更は出来ますよ。」と、すんなりと、言ってのけた。・・・・・さすが先生。!

「その曲は、バスの独奏もあり、今よりもっと難しくなると思いますが?」・・・・・と、
私はムッとしながら、横から答えた。

先生は、次の「教室」の為、帰られたので、我々だけで代わりの曲を決めることにした。
私は出来るだけ口を出さないようにして、Oさんと女性方だけで決めて貰うことにした。

しばらく経ってから、とっても簡単そうな、 「夕やけ小やけ」に決まった。

・・・「次の自主練から練習始めます。各自のパートは家で練習しておいて下さい。」と私。


帰宅準備をし始めた時、Oさんが向こうの方で、何か叫んでいた。

「バスは今回限りで、次からは、もうやらないからね。!」と、カッカしながら、投げゼリフをはいて、「プイ」と帰ってしまった。

『ありゃまあ!・・・』



●・・・その日、家に帰ってから・・・

今後の事を考えたら、少し気になって来た。
最悪のパターンを考えて、私もバスハーモニカ、専用マイク、アンプスピーカー、の3点セット他をアマゾンに注文して、内緒で準備しておくことにした。

  * SUZUKI ダブルバスハーモニカ SDB−29、
  * SUZUKI ダブルバスハーモニカマイク SDB−29用 HMB−3、
  * SUZUKI アンプ付スピーカ SPA40R フォルテU、

  * Audio Technica マイクケーブル AT8309/5.0、
  * BEHRINGER ダイナミック ボーカルマイク XM8500、
  * TAMA ストレート マイクスタンド MS200BK、

     (全部の合計金額は、結構な額になった。)

貧乏人にとっては大金だ。 女房を拝み倒し、やっとこさ了承を取りつけ注文出来た。
10月4日に注文したバスハーモニカは、入荷未定だった。2〜3ヶ月はかかるだろうと思っていたのに、意外と早く、10月20日に届いた。



●・・・翌日の(10月21日)の朝早くに、莖田先生から電話が掛かった。

今回のコンサートは、愛媛県全体が対象で、出演申込み者が多く、前回ソロで出演した人には辞退してもらうことにしたとのこと。

残念ながら、独奏「お祭りマンボ」での出演は無くなった。


●・・・その日の夕方、今度は、10歳違いの姉から電話が掛かった。

この姉は、銭太鼓の踊りチームを率いて、毎年お年寄りの介護施設の慰問をしており、12月3日にも慰問に行くが、その時、ハーモニカで出演して呉れないかとのこと。

即、二つ返事で、「ええよ」と答えてから、

「演奏曲目は何がいい?、「娘よ」や「」でもいいが、それよりも「お祭りマンボ」ではどうか」と提案したら、「その曲私も大好き、そのほうが、いいわねー。」と言って、たいそう気に入って呉れた。そして、当日は、姉たち手作り(?)の真っ赤な「サンタ帽」を被って演奏してくれと言う。・・・『ちょっと恥ずかしいが、まあ、いいか』

これで、めでたく、独奏「お祭りマンボ」の出演先が決まった。

『当日の演奏が楽しみだ。 さあ、練習だ!』








13.●  「栄冠は君に輝く」 の曲を耳コピー採譜編曲?。   


コンサートが終わって、気が抜けたような状態で、何気なく、ネットの《 You Tube 》を見ていたら、「栄冠は君に輝く」の曲を見つけたので聴いてみた。

『おお!、この曲は、なかなか調子よくていいな! 演奏の調子はG#メジャーかな。』

 ・・・吹いてみたくなった。 ・・・でも譜面が無い。

仕方がないので、よく聴いて、メロディ音を拾い、伴奏や「おかず」を適当に付けてみた。
一応のハーモニカ譜として、A4用紙に殴り書きしたものを作った。 

 (そして・・・・・ 後日、エクセルで一部変更して作り直した。 ・・・・)


 


  「栄冠は君に輝く」:古関裕而・・作曲、 岡部幸広・・編曲?。


編曲者名は自分でいいか?、・・・・・ 【You Tube】で演奏を聴いて、メロディラインを耳コピーし、適当に伴奏や「おかず」を付けたので、一応自分の名前にしておこう。 ・・・

吹いてみたら、結構気持ち良く吹ける。 
『練習暗譜して、自分の持ち歌の一つにしよう。』









                                          

12.●  愛媛県ハーモニカ協会・新居浜地区&四国中央地区合同コンサート


2016年8月28日に土居文化会館(ユーホール)にて、愛媛県ハーモニカ協会・新居浜地区&四国中央地区合同コンサートが開催され、約500人のお客様が見にきてくれた。

         


今回のコンサートの総責任者は、四国中央市の津野先生がなさり、私は副総責任者として、新居浜地区の総まとめを依頼された。

『・・・うわー! 大変な役目だが、やらざるを得ない。・・・腹をくくれ!・・・』

新居浜地区は、8サークルの内、7サークル(58人)が出演してくれた。
我が「浜っ子ハーモニカクラブ」も9人が出演し、アンサンブル2曲と独奏1曲を演奏した。

アンサンブルは、宇佐美進先生編曲の「琵琶湖周航の歌」(C調)と「月の沙漠」(Am調)だ。(構成:バス1人、コード1人、1st複音ハーモニカ4人、2nd複音ハーモニカ3人)

 演奏前のコメント
           : 今回は、自前のバスとコードでの、初めての出演です。
             莖田先生の御指導を受けながら、みんなで楽しく練習してきました。
             練習の成果が出せるよう、心を込めて、一生懸命演奏します。
             未熟な演奏ですが、どうぞお聞き下さい。

バスとコードが初めてなので、少し心配したが、うまくまとまって、良い演奏が出来た。後で、妻と娘に出来栄え聞いたら、好評だった。

独奏は、私が出演した。

曲目は、間中勘先生編曲のポーランド民謡「シュワジェヴェチカ(森へ行きましょう)」だ。

 演奏前のコメント
           : ハーモニカを始めてから、1年が過ぎたところです。
             ポーランド民謡のこの曲は、とっても難しい曲ですが、
             私の大好きな曲の一つです。一生懸命練習しました。
             未熟な演奏ですが、どうぞお聞き下さい。

この曲は、誰でも知っているメロディで、一見易しく見えるが、オクターブ、分散和音、速いフレーズ等が沢山使用されていて、とっても難しい曲だが、楽譜を見ないで演奏出来るようにと、以前から練習していたので、今回も楽譜を持たずにステージに上がった。

少し緊張はしたが、最後まで吹くことが出来た。拍手をたくさん頂いて、ステージを降りた。

『・・・ああ、ヤレヤレ!』 終わった後の解放感でいい気持になった。

ハーモニカは、今回のコンサート用として、追加購入した本体が楓材のスタンダード、
「TOMBO・・バンドデラックスNo.1521:A#調」にて演奏した。

今回のコンサートには、10歳違いの姉夫婦も見にきてくれた。
また、家に帰って、妻と娘に出来栄えを聞いたら、娘が、「お父さんの演奏良かったけど、あの(森へ行きましょう)という曲は、あんなに速い曲なの?」との質問が来た。

「ほんとうは、もうちょい速いんだけど、曲の最後部分の、オクターブ奏法の速いフレーズが吹ける位まで、あの速度でも、速度を落としているんだよ。」と説明した。

「へえ〜、そうなの!!・・・」

   その時の演奏の様子閲覧は、下記をクリック。(お恥ずかしい!)

                        ↓

                    《シュワジェヴェチカ(森へ行きましょう)演奏》

何はともあれ、終わったのでヤレヤレだ。・・・

音響機材の運搬や設営等が、こたえたのか、その上に気疲れもあってか、
2日後、疲れがどっと出て寝込んでしまった。









11.● 初めての編曲に挑戦                 


ハーモニカ開始から1年1ヶ月の2016年7月になった。毎日暑い日が続いている。

久しぶりに、曇っていて涼しそうだったので、近くの国領川河川敷をウォーキング散歩していたら、我が「浜っ子ハーモニカクラブ」のOさんに、出会った。

カラオケ練習の為、三山ひろしの新曲「四万十川」のCDを買ったとのこと。
『複音ハーモニカで吹いてもいい曲だと思うんだが、新曲なので、ハーモニカ楽譜は無い。あなたなら、自分で編曲して吹けるんじゃないか。』と言う。

どういう曲なんだろうか? 気になったので、
家に帰って、インターネットの You Tube で聴いてみた。

新曲カラオケの人気曲なのか、カラオケ愛好家がアップしたカバー曲がずいぶんと多い。何曲か聴いてみたら、曲のイメージが大体つかめた。

さらに調べていたら、
メロディラインのみの音符が記載されたカラオケ練習曲が見つかった。

これで、編曲のための材料集めとしては、大部分準備完了なので、
あとは、耳コピーにて後奏のメロディラインを聴き取れば、何とかなりそうだ。

初めての編曲と言うことで、心はかなり高揚している。

また、我々が住んでいる同じ四国内の、清流:「四万十川」をテーマにした演歌なので、
気分的には悪くない。 

「よし、このまま、一気に突っ走ってみよう!!」
 と言うことで、すぐに下書きは完了した。・・・「おお! なかなか良いんじゃないか。」

上品過ぎても無いし、ハーモニカ的な感じにもなっているので、これで良しとした。


      岡部幸広 編曲 「四万十川」が出来た。


    

調子は、Cメジャー(原曲はF)です。 C#メジャーで吹いてもいいかも。

教室の莖田先生にも聞いて頂いたら、「良いんじゃないの」とのコメントを貰った。

『・・・・・次のコンサートにでも出演して、ご披露してみようかな。・・・・・』

  演奏前のコメントを考えた。

         : この曲は、高知出身の歌手「三山ひろし」が、清流「四万十川」を
           歌った今年の新曲で、カラオケでとっても人気のある曲です。
           未熟な編曲と演奏ですが、どうぞお聞き下さい。

  『・・・よし!・・・これでいってみよう。・・・・・!』









10.● 「卓球教室」会長からのリクエスト


毎週土曜日の楽しみは、10時から12時までの2時間、新居浜公民館ハーモニカ教室:「浜っ子ハーモニカクラブ」として行っている自主練だ。ソロ1時間、アンサンブル1時間の時間割りで、主にコンサート発表会用の曲を練習している。

練習が終わって帰ろうとする12時過ぎ頃、ハーモニカ教室の隣の大ホールで行われている「ラージボール卓球教室」の会長がやってくる。この会長、歳は84歳だが、ものすごく元気印の人で、いつも大きな声で鼻歌「函館の女」を歌いながら玄関を入ってくる。お互いに自己紹介して知り合いになった。また携帯電話番号を教えて欲しいと言うので互いに交換した。

次の土曜日に練習が終わって帰る時、会長が卓球台の準備をしていたので、声を掛けたら、一緒に卓球をしないかとしつこく言うので、他のメンバーが来る前に、少しさせてもらった。そして、卓球教室のオバサンたちが4、5名来た時、紹介してもらったら、何か演歌を吹いて欲しいと言う。「無法松の一生」、「」、それに「」の3曲を吹いてあげたら、「うまい、うまい」と言って、拍手喝采してくれたので、気分良くして帰路についた。

その日の夕方、会長から携帯電話のメールが入った。次の土曜日に来た時、吹いて欲しい曲をリクエストしたいとのこと。「星影のワルツ」、「南国土佐を後にして」、「瀬戸の花嫁」の3曲だ。そして、順次リクエストしていくので、みんなが歌えるように歌詞曲集ファイルを作って欲しいとのこと。

この3曲は、宇佐美先生の曲集の中にあって、何回か吹いたことがあったので、即OKと返信を打った。また歌詞曲集ファイルは、順次綴じていけるよう、2冊セットが100均のファイルを10冊分準備した。

次の日の朝早く会長から、今度は携帯電話が掛かって来た。
「女性とデュエットとしたい曲がある。それは「銀座の恋の物語」と言う曲だけど、吹けるか」という。「これも宇佐美先生の曲集の中にあるので、練習すればOKです」と答えた。

そして、またまた次の日、メールがあって、今度は、「自分の18番の曲、「千の風になって」、「好きになった人」、「函館の女」の3曲をお願いします。返信は要りません。」ときた。

少し呆れたが、まあいいか。と言うことで、準備して上げることにした。

1週間が過ぎて次の土曜日、ハーモニカ教室の自主練の後で、会長に逢ったとき、会長が、「歌詞曲集ファイルを作るのに金が掛かるだろう。いくら必要か」と言うので、少し遠慮して、1000円だけ頂いた。・・・しまった。もっと貰っておけばよかったかな。

そして、この時、「実は自分は老人会の会長もしているんだが、老人会の宴会の余興にも是非出演して欲しい」と言う。「ハーモニカの独奏は勿論だが、今までリクエストをお願いしてきた歌の伴奏、それに場を盛り上げるため、面白く仮装してのデュエットや野球拳ゲームなども計画しているので、それにも出演頂けないか」とのこと。
そして、「その為に、「愛して愛して愛しちゃったのよ」と「野球拳」もお願いしたい。
出演料も僅かだが(一万円くらい?)出せる」と言う。

面白そうなので、「ハーモニカを吹くことで協力出来ることはしますよ。ただ、面白仮装や寸劇コントみたいなことは、性に合わないのでダメです。」と答えておいた。

それからまた、何日かして、リクエスト依頼の曲をメールしてきた。
「都はるみの「アンコ椿は恋の花」をお願いします」と。この曲は、宇佐美先生の曲集にも、間中先生の曲集にもなかったので、「代わりに「涙の連絡船」ではダメか」と返信したら、「それでいい」と言う。

アンコ椿は恋の花」の楽譜が気になったので探したら、「佐藤昭ハーモニカ演歌愛奏曲集」の中に載っていることが分かり、早速、アマゾンで注文した。
結局、「涙の連絡船」と「アンコ椿は恋の花」の両方とも追加曲になった。

                  

この曲集の中で、他に何か気になる曲はないか、と探していたら、あったあった。
古賀政男作曲の「丘を越えて」だ。  =124 とあり、物凄く速い曲で、前奏が長いことでも有名だ。やりがいがありそうなので、これも練習曲に加える事にした。



ハーモニカ伴奏の歌:として10冊作った歌詞曲集のファイルは、
最初のページに目次を作り、以下次の順番でまとめた。

  ***************************
      宇佐美進 編曲 「南国土佐を後にして
      宇佐美進 編曲 「瀬戸の花嫁
      宇佐美進 編曲 「浪花節だよ人生は
     スタンダード曲集1 「あの子はたあれ
       楽譜無し    「愛して愛して愛しちゃったのよ
      宇佐美進 編曲 「銀座の恋の物語
      柳川優子 編曲 「千の風になって
      宇佐美進 編曲 「函館の女
      宇佐美進 編曲 「好きになった人
      森本恵夫 編曲 「娘よ
      宇佐美進 編曲 「
      宇佐美進 編曲 「無法松の一生(度胸千両入り)
      間中 勘  編曲 「兄弟船
      宇佐美進 編曲 「お祭りマンボ
      宇佐美進 編曲 「チャンチキおけさ
      スタンダード曲集1 「みかんの花咲く丘
     スタンダード曲集1 「わたしの城下町
     スタンダード曲集1 「母さんの歌
       楽譜無し     「野球拳
      宇佐美進 編曲 「涙の連絡船
      佐藤 昭  編曲 「アンコ椿は恋の花
      宇佐美進 編曲 「きよしのズンドコ節
      森本恵夫 編曲 「月の沙漠
      宇佐美進 編曲 「お富さん
      宇佐美進 編曲 「長崎の鐘
      間中 勘  編曲 「シュワジェヴェチカ(森へ行きましょう)
      宇佐美進 編曲 「大阪ラプソディー
      宇佐美進 編曲 「ああ上野駅
      宇佐美進 編曲 「星影のワルツ
       楽譜無し    「ふるさと
  ***************************







9.● 練習経過                                   


ハーモニカ開始から11ヶ月目の2016年4月になった。
只今、暗譜練習中の曲目は、上記前出紹介の「シュワジェヴェチカ(森へ行きましょう)」、と
お祭りマンボ」、に加えて下記の曲だ。

      宇佐美進 編曲 「浪花節だよ人生は
      間中 勘  編曲 「兄弟船
      宇佐美進 編曲 「長崎の鐘








8.● 愛媛県ハーモニカ協会                  
     新居浜地区ハーモニカサークル第4回親睦コンサート


2016年3月23日に角野公民館にて、愛媛県ハーモニカ協会 新居浜地区ハーモニカサークルの第4回親睦コンサートが開催された。

協会所属の新居浜地区サークルは現在7サークルあるが、今年度の参加人数は、その内5サークル47人の参加で、先生とゲスト4人を入れ総勢52人だ。

私は、「浜っ子ハーモニカクラブ」の代表と、愛媛県ハーモニカ協会の幹事ということで、コンサート開催のスタッフの内、何らかの役をしなければならない。

昨年の総責任者の方から、今回のコンサート開催の為の打ち合わせ会合の召集がかかって、総責任者、副総責任者、そして会計責任者の3役が決められた。

スタッフ3役には、歳の若い3人(69歳、65歳、67歳)が指名され、私は会計責任者に選ばれた。

会計責任者の主な仕事は、会費集めや、弁当、飲み物、等の手配、さらには賞品やゲストへのお礼の花束の準備など、金に係る事柄全てだ。

大変な役目を引き受けたものだが、やらざるを得ない。

家に帰って早速、収支予定表を作り、予算を決めた。
具体的な買物や手配は、「浜っ子ハーモニカクラブ」の女性方に頼んでみようと思ったが、最悪、断られた場合は、自分でやるしかないと、腹はくくっていた。

いざ、次の教室の折に頼んでみたら、なんと、二つ返事で快く引き受けてくれた。
「出演の依頼ならイヤですが、こんなことなら任して下さい。」 とのこと。

ああ良かった。だいぶ気が楽になった。
わが「浜っ子ハーモニカクラブ」の4人の女性方には、本当に感謝の念に堪えない。


私は、佐藤秀廊さん編曲の「タンゴ「灯」」を独奏した。

この曲はだいぶ前から暗譜練習していたので、今回も楽譜を持たずにステージに上がった。最後まで間違えずに吹け、大拍手も頂いて、気持ちよくステージを降りることが出来た。
これからもコンサートでの独奏は、楽譜無しでやるつもりだ。


         


このコンサートには「シャン・ド・フルール」と言うハーモニカアンサンブルの4人組グループがゲスト出演してくれた。

この「シャン・ド・フルール」は、第一複音ハーモニカ、第二複音ハーモニカ、バスハーモニカ、コードハーモニカの4人で構成され、メンバーは西条市でハーモニカ教室も持っておられる先生方だ。美空ひばりのハーモニカ曲集のCDも日本コロムビアから出されている。


            


今回のコンサートでは、「花は咲く」、「ルンバ・マリネラ」、「津軽海峡冬景色」、「お祭りマンボ」、そしてアンコール曲として「河内おとこ節」、の5曲を演奏してくれた。
私は、「お祭りマンボ」に一番魅了されてしまった。

家に帰って早速、宇佐美進先生編曲の「お祭りマンボ」独奏曲の練習を開始した。

この曲を吹くには、ANm、Am、A#m(又はGm)、の3本のハーモニカが必要で、初めて、3本持ちに挑戦した。ANmでスタートし、9小節目でAmに変わるが、ここから6小節の間すべて吸音のみだ。テンポが無茶苦茶速く、息継ぎも難しくて、悪戦苦闘だが、調子よく軽快に吹ける楽しい曲なので、じっくり仕上げていくつもりだ。

やりがいのある曲が、また一つ増えた。








7.● ハーモニカ教室のサークル名が決定した。      


2015年12月6日の西条市丹原文化会館での愛媛県ハーモニカ協会ハーモニカコンサートにて、私たち「新居浜公民館ハーモニカ教室」も初めて出演して、「靴が鳴る」と「浜千鳥」をアンサンブル演奏した。

この時はまだ、サークル名が無く、「新居浜公民館ハーモニカ教室」での出演だった、参加教室の中で、サークル名が無いのは私たちの教室のみで、少し悔しい思いもあって、次のコンサートに出る時までにはサークル名を決めようとの思いにかられていた。

そして遂に、
2016年3月1日のハーモニカ教室の日に、サークル名が決まった。

  「浜っ子ハーモニカクラブ」  に決定だ。

何件か出た候補名の内、Oさんから出た「浜っ子シニアハーーモニー」を基に、「ハーモニーよりもハーモニカクラブがいいのではないか」とか、教室内では若手(とは言っても60は越えている?)の女性Kさんからの「シニアが入っていると年寄りのグループみたいで、私のような若い人は敬遠する。無いほうがいい。」などの意見等が出て、結局全員の一致で上記の名前に決まった。

名前の中に、「浜っ子」が入っているので、一見して新居浜の教室だと分かる。中々のいい名前で、とっても嬉しい気持ちだ。

また、前述のOさん(男性)とKさん(女性)が、なり手のいなかった(値段が高いからか?)バスハーモニカと、コードハーモニカをしてくれることになって、楽器の注文をしているとのこと。今まで他の教室からの応援でまかなっていたが、これからは、完全自前でのアンサンブル演奏が出来る。

重ねて嬉しいことだ。

今後は、「浜っ子ハーモニカクラブ」のサークル名で活動して行ける。








6.● ポーランド民謡 シュワジェヴェチカ(森へ行きましょう) 


You Tubeで「森へ行きましょう,スゴ技ハーモニカ独奏」と言うのを見つけた。
聞いてみると、これが物凄く素晴らしい演奏で、なぜか虜になってしまった。

演奏しているのは、品川勝邦さんと言う山口の複音ハーモニカの先生で、目の不自由な方だそうだ。

「この曲は、ハーモニカの教本に載っている曲で、一見簡単そうに見えるが、実は物凄く難しい曲だ」と、この先生が吹く前に言っていた。

なるほど、オクターブ、分散和音、速いフレーズ等が沢山あって、難曲のようだ。

にもかかわらず、何故か、
私も挑戦してみたいと言う不思議な衝動にかられた。

『私も吹いてみたい。でもそれにはまず、楽譜を捜さなければいけないな。』

不思議なことに、たまたま持っていた間中 勘先生の「ハーモニカ哀愁曲集」の中に、
それらしいものを見つけた。それがまさしく、この曲だった。
シュワジェヴェチカ(森へ行きましょう)」と言うポーランド民謡で、一見吹けそうに見えるが、★印が3個も付いており、難曲のようだ。

でも、がぜん、やる気が湧いてきた。

・・・その後毎日、少しづつ練習を続けた。

練習を始めて一週間程経った時点では、入門9ヶ月の私が、何とか吹ける程度にまでなった。この曲は、私に向いている曲かも知れない。
時間を掛けて、じっくりと仕上げていきたいと思う。

この曲を練習する上で、私が重要と思う演奏上のポイント :

   1.一拍目の大ベースは、オクターブの低音を明確に出す。
   2.オクターブ奏法は、音が濁らないようにする。
   3.分散和音は、はっきりと綺麗な音を出す。
   4.後半の速いフレーズは、遅れないように、はっきりと音を出す。

練習あるのみだ。 ステージで演奏出来る日が楽しみだ。 ⇒

   (⇒ これが後日: ・・・5か月後の8月28日のコンサートにて、実現出来た。)








5.● 総会後のミニコンサート1                     


2016年2月7日(日)に、石鎚山ハイウエイオアシス館3F大ホールにて、愛媛県ハーモニカ協会及び四国ハーモニカ連盟の、私にとっては初めての総会があった。

総会終了後、
出席会員による飛び入り形式のミニコンサートもあって、私もソロで出演した。
(実は前日に事務局より、TELにて是非出演願うとの依頼があり、そのつもりでいた。)

大体は暗譜で吹ける宇佐美先生編曲の「」を吹こうと思って、自宅で再度何回か練習もして、これなら楽譜無しで、たぶん大丈夫だと思っていた。

演奏は、ソロとアンサンブル合わせて12組が出演し、私は2番目だった。
楽譜の準備は一応していたが、持たずにステージに上がった。

いざ、演奏開始。
最初のミの音を出した後、・・・続きが何なのか突然分からなくなった。
えええ・・・!!!! 頭の中が真っ白!。

「・・すみません。分からなくなりました。・・楽譜を持ってきます」。

取りに戻って、やり直した。
出だしだけ楽譜を見て、後は見ないようにして何とか最後まで行けたが、気持ちが舞い上がったままだったので、どう演奏したか記憶に無い。

それでも沢山の拍手を頂き、何とか階段を踏み外す事なく席に戻る事が出来た。

反省 : !!!
練習回数が充分で無いと思う時は、最初から楽譜をもってステージに上がるべき。

とんだ赤恥をかいたが、いい勉強になったと思うことにした。
以前、先生から、恥の回数が多い人ほど上達するんだと言われたのを思い出し、
今回のことでは、あまり落ち込まなかった。・・・案外図太いのかも。
出演するよう肩を押してくれた事務局の人には感謝したいと思う。

いい経験をさせてもらった。
もっともっと練習して、どこかでリベンジにて再度演奏したいと思う。




   

      【今回総会とミニコンサートが行われた石鎚山ハイウエイオアシス館 】








4.● 練習経過                          


ハーモニカ開始から8ヶ月の2016年1月になった。
コンサートでもソロ演奏可能な、只今、暗譜練習中の曲目

      森本恵夫 編曲 「月の砂漠
      佐藤秀廊 編曲 「タンゴ「灯」
      森本恵夫 編曲 「四季の歌(メドレー)
      宇佐美進 編曲 「
      宇佐美進 編曲 「無法松の一生(度胸千両入り)

  だいたい暗譜で吹けるようになった。


ハーモニカ教室で使用のテキスト教材の一冊「複音ハーモニカスタンダード曲集1」のうち、好きな曲3曲+予備1曲の計4曲を選んで練習しておくよう、先生から教室のみんなに指示された。

順に教室内発表を行うとのこと。 私は下記4曲を選んだ。

      「みかんの花咲く丘」・・・・・楽譜表示CだけどAで演奏予定
      「あの子はたあれ」 ・・・・・楽譜表示AmだけどGmで演奏予定
      「母さんの歌」    ・・・・・楽譜表示通りのAm+Cで演奏予定
      「わたしの城下町」 ・・・・・楽譜表示AmだけどGmで演奏予定

この4曲も、だいたい暗譜で吹けるようになった。発表演奏が楽しみだ。









3.● 初めてのステージ・ソロ演奏


複音ハーモニカを始めて6か月目の、2015年12月6日(日)、初めて、
西条市丹原文化会館での愛媛県ハーモニカ協会ハーモニカコンサートにて、
森本恵夫 編曲の 「娘よ」を独奏させて頂いた。

とっても緊張し、足が震えたが、最後まで何とか吹くことが出来た。

この曲には、ベース、プラルトリラー、オクターブ、バイオリン、マンドリンの各奏法が含まれていて、とっても難しかったが、暗譜で吹けるよう、何百回も練習した。

ハーモニカはTOMBOの「プレミアム21No.3521」A調を使用した。

   その時の演奏の様子閲覧は、下記をクリック。(お恥ずかしい!)

                    ↓

                 「娘よ」演奏

                                                   

       【コンサートが行われた西条市丹原文化会館 】









2.● 新居浜公民館にて 《複音ハーモニカ教室》 参加開始!


 2015年6月2日(火)が、公民館のハーモニカ教室通いの初日だった。

教室へ通うに先立ち、複音ハーモニカのことが全く分からなかったので、事前に
森本恵夫著「やさしい複音ハーモニカの吹き方」を購入して学習した。

また、最初に必要な C 、C#、Am のハーモニカは、教室ではSUZUKIでもっとも安い「入門用スズキスペシャル21穴複音ハーモニカ:SU−21SPシリーズ」を使用しているが、私は少し高いスズキハミング複音ハーモニカ:SU−21穴シリーズのものをネット購入した。



   ● 購入した《ハーモニカ類》

【複音ハーモニカ】
《SUZUKI》・・・「ハミングSU−21」: C、C#、Am
《SUZUKI》・・・「高級ハミングSU−21W」: C、Am、A、Gm、
《TOMBO》・・・「プレミアム21No.3521」: A、A#、B、C、C#、D、D#、E、
          F、F#、G、G#、Am、ANm、A#m、Bm、Cm、C#m、Dm、Em、
          D#m、Fm、F#m、Gm、G#m、
《TOMBO》・・・「バンドデラックスNo.1521」: A#、ANm、Am、C、
《TOMBO》・・・「超特級 No.1921」: A
《TOMBO》・・・「オクターブ No.9521」: Am、
《TOMBO》・・・「グリッサンドNo.1621」: GS、


【クロマチックハーモニカ】
《HORNER》・・・「スーパー64X C調 7584/64」
《HORNER》・・・「スーパークロモニカ-270/48 key:C」、
《SUZUKI》・・・「スタンダードモデル SCX-56」、
《TOMBO》・・・「ユニカ・フォーマル 1844」、
《TOMBO》・・・「ユニカ・No.1244C」、
《TOMBO》・・・「ユニクロマチック No.1248S」、


【その他のハーモニカ】
《SUZUKI》・・・「10穴ハーモニカ MANJI M-20、
《SUZUKI》・・・「10穴ハーモニカ HAMMOND HA-20、
《SUZUKI》・・・「10穴ハーモニカ ULTRABEND SUB-30、
《SUZUKI》・・・「ミニハーモニカ minore MHK-5B」、
《SUZUKI》・・・「ダブルバスハーモニカ SDB-29 + マイク HMB-3」、
《TOMBO》・・・「ベビーハーモニカ(ペンダント型) ゴールド No.1204KN」、
《TOMBO》・・・「ソプラノ・パイプ・ホルン No.1190R」、







   ●《テキスト及び曲集》                           

    やさしい複音ハーモニカの吹き方 : 森本恵夫 著、      
    複音ハーモニカ教本 上級 : 森本恵夫、岩崎重昭、齋藤壽孝 監修、
    複音ハーモニカ教本 研究課程 :    同上、
    複音ハーモニカスタンダード曲集1、
    複音ハーモニカスタンダード曲集2、
    複音ハーモニカスタンダード曲集3 : 柳川優子 編著、

    標準ハーモニカ教本 入門・初級編 : 佐藤秀廊 著、
    標準ハーモニカ教本 中級・上級編 : 佐藤秀廊 著、
    佐藤 秀廊 ハーモニカ独奏曲集/第一集、
    佐藤 秀廊 ハーモニカ独奏曲集/第二集、
    佐藤 秀廊 ハーモニカ独奏曲集/第三集、
    佐藤 秀廊、若杉佳代 ハーモニカのうた CD、
    間中 勘 ハーモニカ哀愁曲集、ハーモニカ哀愁曲集、
    間中 勘 ハーモニカ哀愁曲集、ハーモニカ哀愁曲集第二集、
    間中 勘 ハーモニカ アンサンブル曲集、

    ハーモニカ想い出の歌謡曲集〜昭和編 :宇佐美 進 著、
    ハーモニカ想い出の歌謡曲集〜昭和編U+ソロCD、
    ハーモニカ想い出の歌謡曲集〜昭和・平成編V+ソロCD、
    ハーモニカ想い出の歌謡曲集〜昭和・平成編W+ソロCD、
    ハーモニカ想い出の歌謡曲集〜美空ひばり編 +ソロCD、
    ハーモニカ演歌の帝王 佐藤昭ハーモニカ演歌愛奏曲集、
    岩崎重昭 ハーモニカ入門 改訂版、
    大石昌美 大全集
    改訂 音楽通論 教育芸術社、
    町田明夫 著 クロマチックハーモニカ入門
    崎元 譲 著 クロマチックハーモニカメソード
    崎元 譲 著 クロマチックハーモニカ名曲セレクション第1集
    崎元 譲 著 クロマチックハーモニカ名曲セレクション第2集
    田中光栄 著 ハーモニカ入門ゼミ
    田中光栄 著 クロマチック・ハーモニカ曲集
    田中光栄 著 「ブルース・ハープ」初歩の初歩 入門、



                


       


         
                                                      

        






1.● 複音ハーモニカのスタート・・・


 ここからは60年ぶりに始めた「複音ハーモニカ」になる。

    可愛いかった【 和音&優音 】の思い出と共に!
    高知のアンパンマンミュージアムにて
    (なごみ&ゆうと:3歳と1歳の頃)

          癒しの「和音」




  草笛音楽の楽しみ   リンク      指笛     ケーナ